金曜夜のお楽しみ、Greenジャーナル vol.74 2026年5月3号のお届けです! Greenジャーナルは水草、熱帯植物、熱帯魚など僕が個人的に気になったモノやイベント、入荷情報などを整理して記録、告知する備忘録的なWeb連載です 日々情報が溢れて残らない時代に、本連載を通じて記録を残す事を試みています この場が水草や生き物との出会いや楽しみ、学びが広がる一助になれば幸いです ※主にショップ様や企業のHP情報やツイートを中心に構成していく予定です 個人のツイートでも特に”紹介したい!”と思ったものについてはお声がけさせて頂くかもしれませんので可能であればご協力お願いしますm(__)m また、弊blogでは常に表紙写真をご提供して頂ける方を募集しております! 是非皆様の素敵なお写真で紙面を彩らせて頂ければと思っております 掲載の体裁上、お借りするお写真は一部カットさせて頂くこともあるかと思いますのでその点のみご了承ください よろしくお願いします


今週末注目のイベント

卵生メダカコンベンション&オークション(川崎)5月16日、17日

日本卵生メダカ倶楽部の展示会&オークションが川崎市民会館にて明日16日(土)、17日(日)に開催されます
会員でない方も入場観覧が可能でありオークションにも参加できるそうです
入門種からまずショップではお目にかかることのできない魚まで、多彩な卵生メダカが見られる機会ということで、卵メに興味のある方には垂涎のイベントになるのではないかと思います!
これは行きたいなぁ…

今週の気になる情報

 

waterplants lover(津田沼)オリジナル鉢プレゼントキャンペーン開催中

津田沼の水草専門店water plants loverさんが日頃の感謝を込めて…ということでオリジナルの鉢のプレゼントキャンペーンを行っています!
水草を3,900円以上お買い上げでお一人に一鉢プレゼントということです
2号鉢サイズなのでwplさんの鉢物水草がすっぽり収まるサイズですね…!これはファンならずとも欲しい一品です

DOOA テラプレート L 発売

DOOAからテラプレートの少し大きいのが発売されました
テラプレート自体は良いものですがサイズが小さいのが悩みでしたが、サイズ追加は嬉しいですね
XLやXXLが出たらもっと遊びでがありそうな気がします!

水作HP山崎浩二のSmall Beauty World更新「第111回 ゴールデンアーム・スリーパー」

水作HPの人気連載「山崎浩二のSmall Beauty World」が更新されています
今回はゴールデンアームスリーパー…プロレス技か?と思ってしまいますが…Neodontobutis aurarmusというハゼの仲間だそうです
なかなか他所では見ない特徴的な姿形で惹かれる人も多そう!

エーハイム サブストラットプロ+O2発売(3月)

みんな大好きエーハイムの濾材の新商品が3月に発売されていたそうです(今知った
その名もサブストラットプロ+O2ということで、以下公式サイト和訳

”EHEIM SUBSTRATpro+O2xygen ― 生物学的水処理に革命をもたらすろ過材。実績のあるSUBSTRATproをベースに開発されたこの最新製品は、最高級の素材と最先端技術を融合させています。 EHEIM SUBSTRATpro+O2xygen の驚異的な効果の秘密は、配合されている宝石鉱物トルマリンにあります。独自の焦電特性により、水と接触すると電子活性化酸素(スーパー酸素 O2-)を生成し、フィルター基質内の酸素供給を最適化し、フィルターバクテリアにとって理想的な環境を作り出します。これにより、水槽内の代謝プロセスが刺激され、魚、植物、そして水生生態系全体の活力が活性化されます。” 

ということで、サブストラットプロに黒ゴマ的にトルマリンの粒が練り込まれていて電気的作用によって酸素を供給しまっせという濾材みたいです 
ADAもトルマリン商品を昔から出していて僕も使っていますが正直おまじない枠だと思っているのですが、ペナックよりは一応科学的な根拠があるので試してみてもいいのかも…人によってはまさに求めていたもの!となる…のか…?

新着情報

 

ブラックファントムテトラ(グァポレ)

西新井の熱帯魚専門店Aquashop flumenさんにワイルドのブラックファントムテトラが入荷しています
昔はコンスタントにワイルドが入ってきていたのですが、かなり久しぶりの入荷になるんじゃないかなと思います
ブラックファントムといえばグァポレ、グァポレといえばブラックファントムテトラ!(個人の感想です)
養殖物じゃなくてワイルドが欲しいんじゃい!というコダワリの方は是非!
せっかくだし繁殖も狙って欲しい…!


フィコカラックス・ラスボラ(Phycocharax rasbora)ブラソノルテ川

おなじくflumenさんにフィコカラックス ラスボラという名前のコイなのかカラシンなのかよく分からないカラシンが入荷しております!一属一種の魚でおそらく日本初入荷?
海外サイトの画像を見ると仕上がった姿はかなり渋くて派手でカッコいいお魚…!
これは好きな人にはたまらない魚な気がします…お早めに!


イベントレポート


第一回?AQUAFESTA



「アクアスタイル」、「コーラルフリークス」、「レプファン」などの雑誌の発行編集を手掛けるアクアスタイルさんの主催イベント「
AQUAFFESTA」(過去にAQUAismとして開催されていたもの)に出かけてきました

会場はアクバスでおなじみの浅草の都産貿で、1フロアを2つに仕切ってアニマル系イベントとアクア系イベントの二本立てになっていました(丁度周りやすいような、少し物足りないような規模感)


午前の部は入場周りに混乱があったそうですが、午後の部は落ち着いていて平和でした…

会場はメダカ、金魚、熱帯魚、水草などアクア系が半分くらい、ジメジメや昆虫の出展ブースがあり、メーカーさんが展示する宣伝ブースがあり、ステージでは講演なども行われていました(これはアクバスもやるべきといつも思う)

charmさんがやたらにデッカイエキノを販売していたり、流木詰め放題販売をやっていたりと色々と面白いことをしていました

クソデカエキノの皆さん



デカペルコとタコクラゲ…イイカモ


個人的には関西から参戦されたAquaFocusさんにご挨拶せねば!と馳せ参じたわけですが…(弊blogでもいつもお世話になっております…)



Seachem商品がズラッと並んでいるのはなかなかレア

立派すぎるブセ!

良いジメジメ…

国産ブリードのレインボーテトラ!

今回関東初出展ということで気合の入った熱く、厚い品揃え、スタイリッシュな陳列で見ていて楽しかったです
ご挨拶だけしてそそくさと退散しましたが、お客様の質問に答えたりでお話が盛り上がっていました…関西らしい?ノリの良い接客はフレンドリーで良いなぁと思いました

個人的に欲しかった国産ブリードのレインボーテトラをお迎えできたのも嬉しい…




ウロウロしていて気になったのは、Bioriumさんという海外製アクアリウム製品のライセンシー?会社のブースで、主に中華圏の面白そうなアイテムが色々ありました

小型のシステムアクア的な一体型水槽

ハイテク外掛け式フィルター

水温、pH、硝酸塩濃度などをリアルタイムでモニター、自動餌やりもできてデータをスマホで見られるそうです

スタイリッシュな低発熱LEDスタンドライトセット

日本の発想とは違う発想で作られた道具は見てるだけでもワクワクしますね

ハイテク外掛け式フィルターは会場でも結構注目を集めていたそうです。まだ作り込みが必要かなと感じましたが将来性は感じました
このコンパクトさでpHコントロール機能なんかが付いていたら最高ですけどねぇ…


会場では見知った方にもお会いして付きまとったり(失礼しました)しながら、昆虫や植物など色々と自分の興味の外のものを見聞きして刺激を受けました
アクアに特化したイベントも勿論良いのですが、やはり総合型のイベントは知らないものに触れられるのが良いなぁと……あれ?アクア特化のイベントじゃなかったっけ……

そんなわけで楽しいイベントでした。AquaFocusさん、会場でお会いした皆様ありがとうございました!


(green)


コラム

草を求めて東奔西走コラム

抽水植物いつやるの?今でしょ! 



こんにちは。 
もうすぐ初夏という事で寝ていた北米産の植物たちもしっかり動きだす良い季節になってきました。今回は北米産の抽水植物に焦点を当て、ご紹介させていただきたいと思います。

北米抽水植物群: どんどん増えて今や4鉢に、、、


 先日、Charmからいわゆる北米便; FAN(Florida Aquatic Nursery)の植物が輸入され、Twitter上ではちょっとしたお祭りになっていました。エキノに手を出された方が多い印象でしたが、個人的には北米原産の抽水植物を入手できるまたとないチャンスでしたので、Cyperus giganteus、Sagittaria platyphylla、Eleocharis interstincta、Iris versicolorを購入しました。バカでかいシダ抽水シダのAcrostichum danaeifoliumが本命だったのですが、今回は状態が悪かったとの事でキャンセルとなってしまいました。復調したら是非販売して欲しい~

Cyperus giganteus:良い感じに動き出していますね

さて北米産の抽水植物ですが、温帯域の植物になりますので日が当たるような場所であれば、日本でも通年屋外で育成可能な点が何といっても良い所です。固有種も多くありますので、北米縛りで集めるのも面白いです。南関東の気候では最低気温が10度を下回らなくならなくなってきたあたりから動き始める印象ですが、一方のEU原産の植物達は北米産より動きが速く、4月あたりで結構良いサイズになっています。同じ属でも原産国の違いによって、成育に違いが出てくる事は興味深いです。

EU抽水植物群: ポーランド産のサジオモダカの動きが速い


土壌の条件ですが、抽水植物を鉢で管理する際は、有機肥料を使うと嫌気環境のせいか、根腐れし易い印象がありますので使用は控えめにしています。基本的には安全第一で通水性の良い硬質赤玉と化成肥料に極少量の完熟バーク堆肥の組み合わせで維持しています。肥料に関しては、元肥はク溶性のマグアンプを仕込んでいます。追肥に関しては動きだしてきたら緩効性肥料のIB化成を使用しています。この時期は肥料に素直に反応してくれるので、見ていて楽しいですね。基本的にほったらかしズボラ管理ですが、この時期に動きがない場合は、大体異常シグナルなので掘ってみると、根鉢だったり、腐食したり(硫黄臭)しているので植え替えてあげましょう。 

Peltandra virginica: 暑くなると途端に勢いが落ちるので今年の夏が不安


 
Iris fulva: 和名はチャショウブですが、ミシシッピ川が原産。5月くらいには咲いてくれるので優秀です


Orontium aquaticum: 動き悪いなと思ったらややお腐れしてました。植え替えたのでどうなるか、、、


Sagittaria australis:ノーマルタイプ

Sagittaria australis Benni:烏葉タイプ

 Crinum americanum: 北米産のクリナムです。メネフネは耐寒性に難ありですが、こちらはいけます。

ヌマスギ(ラクウショウ): こちらも抽水植物扱いで(笑)


一方、睡蓮系や北米産の水草は嫌気に強いので初期立ち上げの際にマグァンプ、完熟バーク堆肥(うっすら)とピートを加え硬質赤玉で被覆する形にしています。また鉢で抽水植物を管理する際にも水鉢の底に赤玉等をひいておいた方が水質が安定する印象ですので、水鉢の移動を考慮しない場合はひいといたほうが無難です。

Nymphaea odorata: 入手当時と比べて大きな葉を展開するようになってきました。今年こそは咲かせたい。

Vallisneria americana: 北米便のバリスネリア

Utricularia floridana: 太陽パワーで良く増えます。この辺りをやるには腐植質を仕込んでおいたほうが良いですね。

Eleocharis sp.: 天野御大が北米でのワークショップで地元のアクアリストからもらったものの増殖株 

入手先はチャームだったり杜若園芸だったりしますが、マニアックなものであれば津田沼の有名店がおすすめです。 

Schoenoplectus americanus

Schoenoplectus americanus: 先日のCharm FAN便でも来てましたが身長をゆうに超えます。

Sparganium eurycarpum: 北米ミクリ。こちらもでかくなります。見ごたえがあってよし。


Carex muskingumensis: いわゆるパームセッジです。こちらも実は北米産。



Mimulus ringens: こういった植物で茂み感を出しても雰囲気出ますよね。


抽水植物を始めるには今が絶好の好機です!是非、外でも水草やりましょう~


著者プロフィール


White moon

行動派水草ハイマニア

面白い水草を求め日本のみならず世界を東奔西走。その収集力と育成技術、情報量の多さは計り知れない。

”草を求めてあっちにフラフラこっちにフラフラ。そろそろアジアをぶらつきたい。得意技は瞬間移動。”




オマケ

我が家の抽水ビオトープ(というかオケ栽培)も見てってや~

ということで、関東地方だと大体GWくらいから最低気温が10℃を切ることがほぼなくなるのでいまが表で水草を楽しむベストシーズンです

エキノドルス色々南米桶

ラゲナンドラ桶

国産桶

ポタモゲ桶

ミツガシワ、オロンチウム、ポンテデリア桶

育成についてはWhitemoonさんの言う通りにしておけばおそらく失敗しないと思います!
僕は難しいことは特に考えてないですが、導入時だけ葉焼けや乾燥で萎れないように気を付けます
用土は園芸用のバーク堆肥系の培養土と赤玉土細粒にマグァンプKやスイレンスティック、IB化成などを混ぜたものを鉢底に1~2割入れて、その上を赤玉土小粒などで覆った感じでやってます

油かすなどの有機質肥料は良かれと思って入れると大体腐るので程々に。スイレンや一部エキノのような嫌気や多肥の好きなものの場合は多めに入れます。
あとから割り箸などで穴を開けて上から追肥することもできますので加減の分からない植物には少なめでやっておくほうが無難だと思います

嫌気が苦手で通気性がある方が嬉しい草も多いので色々試してみましょう

我が家は水換えは特にしないですが、蒸散するのでしっかり足し水しつつ、ついでに草のコンディションをチェックしましょう

水が落ち着いたらメダカやベタなどを入れるのも楽しいですよ

表紙


熱帯スイレン”ブルーアスター”とエキノドルス”紅脈”

表紙を見て”すわ!バース便タイガーロータスグリーン!?”と鼻息を荒くされた方もいるかもしれませんが(いない)こちらは
園芸種の熱帯スイレンで"Blue Aster"という多弁咲きの種類です。Blue Asterはオーストラリアの熱帯スイレン育種の大家Charles Winch氏が2001年に作出した品種で、2005年に国際スイレン学会のベスト・ニュー・ウォーターリリー賞に選ばれた優良種です(FANのウルトラバイオレットをはじめワンビサ、タンザナイトなど有名品種が数多く受賞しています)

この品種は花もさることながら、見た通りの美しい葉模様でも知られています。園芸種の熱帯スイレンにはレパーデス(Leopardess :女豹)という、派手な葉模様が有名な古典品種があるのですが、その血筋なのかもしれませんね

さて、バース便タイガーロータスグリーンは白花で夜~昼咲きであることが知られていますが、一般的な園芸種熱帯スイレンは青やピンクの花で昼咲きのものが多く、おそらくあまり近しい種類ではないのだろうと思っていますが、果たしてどこかで園芸種と交雑していたりするのでしょうか?答えはハンスバース氏のみが知るところ…?


日本水草紀行

今週はお休みです


自宅田園ビオトープを作ろう2026

先週ボウフラ退治要員としてメダカを入れてましたが3日くらいでジェノサイドしてくれたので元の桶に帰ってもらいました
現在はミジンコが大量に湧いているので、今後はここからミジンコを回収してメダカの稚魚に与えたりしようかなと思っています
こちらも主な管理は足し水だけですが今後が楽しみです

ミズハコベ…かな?

イチョウウキゴケが分岐し始めました





PostScript

"人饒笑語豊年楽"

河川敷の桑の実が熟し始めていました



河川敷の桑を今更利用する人はほとんどいませんが、昔は養蚕に使ったり、甘味を味わったり、薪にしたりと色々生活に寄り添って居たんだろうなぁ…と、土止め色に熟した淡い甘みを味わいながら今は失われた遠いようで近いはずの生活のことを考えたり


桑の木を観察した事がある方はわかると思うのですが、この木はかなり葉に虫食いがあったり、実を食べに小鳥が寄ってきたりと、木が養う生き物が多い樹種で、変な街路樹を植えるくらいならこういう木を植えて生物の拠り所を増やしてやるべきなんじゃないかなと愚考したりもします

桑の実の熟す季節は麦秋と重なります。初夏の実りの季節、皆さんも屋外観察に行ってみてはいかがでしょうか?


(green)




御報告:さてTwitterをフォローしていただいている方はご存知かもしれませんが、私事ですが来月頭に入院することになりまして、Greenジャーナルは一月ほどお休みを頂くことにしました
また戻ってきましたらよろしくお願いします

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