写真ご提供:日淡青年さん

金曜夜のお楽しみ、Greenジャーナル vol.69 2026年4月2号のお届けです! Greenジャーナルは水草、熱帯植物、熱帯魚など僕が個人的に気になったモノやイベント、入荷情報などを整理して記録、告知する備忘録的なWeb連載です 日々情報が溢れて残らない時代に、本連載を通じて記録を残す事を試みています この場が水草や生き物との出会いや楽しみ、学びが広がる一助になれば幸いです ※主にショップ様や企業のHP情報やツイートを中心に構成していく予定です 個人のツイートでも特に”紹介したい!”と思ったものについてはお声がけさせて頂くかもしれませんので可能であればご協力お願いしますm(__)m また、弊blogでは常に表紙写真をご提供して頂ける方を募集しております! 是非皆様の素敵なお写真で紙面を彩らせて頂ければと思っております 掲載の体裁上、お借りするお写真は一部カットさせて頂くこともあるかと思いますのでその点のみご了承ください よろしくお願いします


今週末注目のイベント

オキボタSpring 2026(池袋)4月12日まで開催中

毎年恒例春のオキボタがサンシャイン展示ホールAにて4月12日(日)まで開催中です
今回は国内外の業者が70店舗以上参加だそうです。今後海外業者の出展は減少傾向になるようなので、来ているうちに行くべき!
とりあえず行ってみると自分が見たことも聞いたこともない植物を夢中で楽しんでいる人達がいるんだなぁ…と植物趣味の世界の深さを感じられるのでオススメ

第16回 樹祭一宮(尾張一宮)4月11日、12日開催

様々な植物の販売業者が集結する即売イベント樹祭(じゅさい)が、愛知県一宮の尾張一宮駅前ビル7Fにて11日(土)、12日(日)に開催されるそうです
多肉植物、ラン、観葉植物、山野草、ブロメリア、エアープランツ、ビカクシダ、ベゴニア、ディッキアなど 多岐に渡るジャンルが一堂に介するイベントです
中京地方の方は是非!

AQUA FORTUNE(町田)19周年セール4月11日から開催

東京都町田の植物に強い熱帯魚店AQUA FORTUNEさんの開店19周年セールが4月11日(土)から開催されます
初日の11日はコダワリのブセや植物の抽選販売が行われるようですので、10時までにお店に行って抽選券を貰って宝探しをしましょう
細かいレギュレーションが公開されていますので良く読んでからご参加ください!祭りだ!

今週の気になる情報

 

月刊アクアライフ5月号4月11日発売

MPJ社の熱帯魚専門誌月刊アクアライフ5月号が4月11日(土)に発売されます
今月は「特集 今こそ始めたい旬の飼育スタイル 2026年、メダカ新生活宣言!」ということで、月ごとの管理方法など、メダカの楽しみ方が色々と紹介されているそうです
その他にも面白そうな記事が揃っているので要チェック!

ピクタ25周年プレゼントキャンペーン 応募者全員当選DMにて連絡募集中

先週から行われていたピクタさんの25周年プレゼントキャンペーンが締め切られ、規定に従って応募した方全員が当選されていたそうです
応募された方は連絡先などDMで送付してほしいとのことですので、ご応募した方はピクタさんに連絡しましょう(こういうのは本当に大変なのでお互いに協力しましょうね…)    
  

カミハタ スリランカ便入荷

カミハタのスリランカ便水草が各地の熱帯魚店に入荷し始めているようです。津田沼の水草専門店waterplantsloverさんには早速到着しているようなので入荷ブログをチェックしてみましょう
毎回定番種のようでちょっと違う変な草や謎の混入水草などガチャ要素が強いスリランカファームの水草、もしかしたら未来のスターに出会えるかもしれません!
チェックしておきましょう
それはそれとしてスリランカ原産の魚や水草を送ってはくれまいか…(無理)


新着情報

今週はお休みです

コラム

迷宮探訪

Macropodus属の魚について

お世話になっております。 海外での採集など色々と重なってしまい、久しぶりの記事となってしまいました。 前回の続きということでB.pallifinaについて書いていきたいところではあるのですが、直近の海外遠征のターゲットであったMacropodus属の話題がホットなので今回はそちらについてお話させて頂きたいと思います。

このMacropodus属、アクアショップなどでは「パラダイスフィッシュ」として販売されています。 最も有名なものはパラダイスフィッシュ(タイワンキンギョ)ことMacropodus opercularisでしょう。

 他にもブラックパラダイスフィッシュやレッドバックパラダイスフィッシュなどという名前でM.spechtiM.erythropterusおよびそれらの交雑個体と思われるものが出回っています。 
また、日本にも帰化しているチョウセンブナM.ocellatusもこの仲間です。

そんなパラダイスフィッシュ、実は10種ほど記載されています。(無効な可能性の高いものを含む) 私が観測した範囲では少なくとも現状記載されているなかで6種は有効な種であろうと考えています。
また、近年品種改良もさかんに行われており、その影響もあってか未記載種と思われるものも報告されています。 

現状私が観測した範囲では今後2−3種ほど種類が増える可能性があると考えています。 


 今回はそんなMacropodus属のなかから日本にも生息している2種、タイワンキンギョ(M.opercularis)とチョウセンブナ(M.ocellatus)についてご紹介させて頂きます。 



 まずはタイワンキンギョことMacropodus opercularisについて。 本種は古くから観賞魚として人気があり、日本でもパラダイスフィッシュという名称で東南アジアで養殖された個体が安価に流通しています。 

アジア地域に広く分布しており、中国、台湾、ベトナム、フィリピン、日本(沖縄以南)が主な生息地となります。

 ただし、前述のとおり古くから観賞魚として扱われているため移入個体群も非常に多くなっています。 フィリピンの個体群は移入由来であろうと言われています。日本のものも昔から在来かどうかについて研究がされていますが現状結論は出ていません。(情報が古かったらすみません) 

とはいえ沖縄はもとはといえばユーラシア大陸から切離されたものでありますし、ユーラシア大陸を主な生息域とする本種が生息していても不思議はないと思います。 


 そんな本種ですが、広い分布域ゆえに僅かながら個体群ごとの特徴を感じることができます。
沖縄本島北部、流水域の個体

沖縄本島中部、止水域の個体

ベトナム中部、止水域の個体群

ベトナム中部、流水域の個体



続いてはチョウセンブナことMacropodus ocellatusについて。 本種は中国、韓国、北朝鮮、日本に分布しています。

 日本の個体群は韓国由来の帰化個体群とされています。本種も古くから観賞魚として扱われており、その耐寒性もあってか熱帯魚というよりは日本産淡水魚に近いジャンルとして扱われています。 性質的にも温帯の淡水魚といった感じで寒い時期は地味な体色をしており、暖かくなると非常に派手な色彩に変化します。

 局所的かつ減少傾向ではありますが、まだ日本国内にも生息していますので探してみるのも面白いかもしれません。生息地を見つけるのがそれなりに難しく、なかなか楽しいターゲットです。
かくいう私も本種は国内のものしか採集したことがない(過去韓国に行くも空振り)ので、いずれは原産地の個体を見てみたいと思っています。

 茨城県産の個体

 さて、今回ご紹介した2種ですがMacropodus属においてはどちらかというとマイノリティな部類になります。日本ではこちらの2種のほうが馴染み深いのですがむしろ属内では特異な立ち位置であり、本属の主流は次回ご紹介するブラックパラダイス種群になります。

どちらも安価なものは200円ほどで購入できる非常にお手頃な魚ですが、アナバスらしく飼育繁殖は容易でかつ水温の適応範囲も非常に広いためわが国での飼育に最も適したアナバスであるといえるでしょう。
どちらも国内で採集できますので、飼育だけでなく採集も含めて楽しんでみるのも面白いかもしれませんね。
汗水を垂らして泥だらけになりながら採集した魚が自宅の水槽で泳いでいるあの感動は何物にも代えがたいものがあります。

恐らく「過去に飼育したことはあるけど…」と多くのアクアリストが通り過ぎてしまったこの2種類、もう一度振り返ってみると面白い発見があるかもしれません。

 少なくともアナバスというグループを語る上では非常に面白い種であります。 と、そのような感じで本日はここまで。 次回はMacropodus属の最大派閥、ブラックパラダイス種群についてご紹介させて頂きます。


著者プロフィール

けんご

原種アナバス専門店「闘魚庵
主催のアナバニスト

アナバス以外にもメダカや水草などの採集も行っており、業界注目度が高い熱帯魚ハンターである


”原種アナバスと呼ばれるグループの魚に魅せられ、闘魚庵という原種アナバスの専門店を営んでいます。

「アナバス全種の繁殖維持」を目標に掲げ、東南アジアをフラフラしながら観察、収集や繁殖などにも力を入れています。”


表紙

ヤハズカワツルモ

 ヤハズカワツルモは北海道のオホーツク海沿岸の汽水湖のみに自生しているカワツルモの一種で普通のカワツルモよりも大型で、葉先が切形なのが特徴です!

水槽内で栽培する時には水温をなるべく22~23℃よりも低く保ち、塩分濃度1パーセント程で一年以上栽培できています。
本種の魅力はなんと言ってもそのサイズと大量に気泡をつける姿。いつか大型水槽で群生させてみたい水草の1種です!

更に詳細な情報はコチラから…

(日淡青年)

日本水草紀行

フトヒルムシロ:太蛭蓆Potamogeton fryeri

冬のフトヒルムシロ



水昆勢の友です(偏見).普通の水草と異なり, 落ち葉が溜まって水の流れがあまりない
ような,水溜りチックな場所な環境を好みます.また,体感膝下程度の浅い場所が好きなよ
うで,しっかり整備された淵がコンクリずどんの深い池では見たことがありません.このよ
うな池で赤みがかった浮葉のポタモゲが居たら大抵オヒルムシロです.水中葉の形状を調
べましょう.

こういう環境にいます


寒さにも比較的強く,水が凍り始める頃まではフィールドでも見ることができます.池や
田んぼの草が消えて病み始めるフィールド勢の駆け込み寺的存在です.池の周囲の抽水植
物や雑草が枯れた後も残るので,居さえすればかなり見つけやすい部類.Google ストリー
トビューにもたまに映り込んでいます.山間の水溜りっぽい池の,秋~冬の画像が見られる
と激アツですよ.とは言え普通に夏にもいるので,見やすさを除けば冬にこだわらなくても
大丈夫です.

フトヒルムシロが群生する池

こちらは初夏のフトヒルムシロ.事前に目を付けていた場所に行くつもりだったのです
が,地図の左右を間違えてたまたま辿り着いてしまいました.この池はマツモやミズハコベ,ミズタガラシなどが一緒に生えており,フトヒルムシロが居るにしては植生が豊かな素敵なポイントでした.大体は単体で居るイメージです.
フィールドを周っているとこういった,「草に呼ばれる」ことがしばしばあります.道を
間違えた,途中で見掛けた,ふと気になった,......きっかけは様々です.寄り道がてら,直感や偶然の赴くままに水を覗き込んでみるのも面白いでしょう.たまには良いことがあるかも知れません.


著者プロフィール:Shoof



冬眠明けで体重の増加が止まらない侍.アクアリウムのモチベーションは春の陽気のよう
に乱高下する









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"Carpe Diem"



医学、法律、経営、工学は、生きるために必要な尊い仕事だ

だが、詩や美しさ、ロマンス、愛こそは、我々の生に必要なものだ

(green)

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