金曜夜のお楽しみ、Greenジャーナルvol.54 2025年10月3号のお届けです!
Greenジャーナルは水草、熱帯植物、熱帯魚など僕が個人的に気になったモノやイベント、入荷情報などを整理して記録、告知する備忘録的なWeb連載です
日々情報が溢れて残らない時代に、本連載を通じて記録を残す事を試みています
この場が水草や生き物との出会いや楽しみ、学びが広がる一助になれば幸いです
※主にショップ様や企業のHP情報やツイートを中心に構成していく予定です
個人のツイートでも特に”紹介したい!”と思ったものについてはお声がけさせて頂くかもしれませんので可能であればご協力お願いしますm(__)m
また、弊blogでは常に表紙写真をご提供して頂ける方を募集しております!
是非皆様の素敵なお写真で紙面を彩らせて頂ければと思っております
掲載の体裁上、お借りするお写真は一部カットさせて頂くこともあるかと思いますのでその点のみご了承ください
よろしくお願いします
今週末注目のイベント
「パンタナルフェスタ vol.4」(富山市)10月18日開催!
富山の名店AQUA World パンタナルさんで熱帯植物や生き物の即売会、パンタナルフェスタvol.4が10月18日(土)に開催されます再送!今年もやります\(^o^)/#パンタナルフェスタ vol.4
— AQUA World パンタナル (@pantanal1988) September 4, 2025
10/18(土)10:00〜16:00 です!
東京からAQUA FORTUNE さん@AQUAFORTUNE2007 とのコラボイベント第4回目!エビ🦐植物🌱エンドラーズ🐟…などたくさん|ェ)・`) チラックマ…♡
今回も@KASHIWASTORE さんも参戦😊
食べて買って楽しみましょー😊 pic.twitter.com/H3NVeRbaV8
【蔦屋植物園】vol.2〜もりお花園と全国の仲間たち〜(高知市)10月18日開催!
高知県の蔦屋書店テラスにて植物即売会[蔦屋植物園]vol.2〜もりお花園と全国の仲間たち〜が10月18日(土)に開催されますこれ今週です。
— UrbanJungle (@urbanjungle1985) October 13, 2025
【蔦屋植物園】vol.2
〜もりお花園と全国の仲間たち〜
日程:10/18(土)
時間:10:00〜16:00
場所:高知 蔦屋書店 テラス
高知市南御座6-10
@kochi_tsutayabooks
植物好きさん必見
今、植物界を賑わせている生産者さん・メーカーさん・人気YouTuberが⁰高知… pic.twitter.com/CpdKYxddFO
TOKYO BOTANICAL MEETING vol.5(中目黒)10月18日開催!
都会の植物フェス「TOKYO BOTANICAL MEETING vol.5」が中目黑のフナイリバにて10月18日(土)に開催されますアクアリウム東京ネイチャー2025(新宿)10月18日、19日開催!
関東最大規模のアクアリウムイベント「アクアリウム東京ネイチャーが」新宿住友ビル三角広場にて、10月18日(土)19日(日)に開催されます第二回うじ草合わせ(宇治市)10月18日、19日開催
LA熱帯草屋の長谷さん主催のイベント、うじ草合わせが宇治植物公園にて10月18日(土)、19日(日)に開催されますいきもにあ2025(京都市)10月18日、19日開催!
今週の気になる情報
京都大学淡水研2024年「大ヨシノボリ展記念図録」発売中
昨年日本中の淡水魚類マニアをビビらせた、国内全記載種ヨシノボリを一同に集めた京大淡水研の「大ヨシノボリ展」を記念して作成された図録が発売中ですうっすらとお品書きにも書いていますが改めて......
— 炬茶@いきもにゃ10/18,19_D100 (@houbou_kocha5) October 15, 2025
2024年のNFにて行いました、淡水研 大ヨシノボリ展の記念図録をいきもにあ2025でも販売する予定です。
炬茶のサークルにて委託という形となります。
D-100,101の水景回遊,サークル汽水域。
よしなによしなに~
#いきもにあ2025 pic.twitter.com/mVrxhHF4I8
新着情報
コペイナ オスグッティ(Copeina osgoodi)
堺の熱い熱帯魚店Aqua Focusさんにペルー便でコペイナ オスグッティが入荷していますコラム
オトシンネグロ産卵記録
| オトシンネグロのTポジション |
| 緑の宝石 |
| 小さきいのち |
| 萌えの権化 |
| ヨークサック吸収中 |
この時点ではまだブラインシュリンプを口にすることができないので、我が家ではウィローモスについている汚れやスポンジフィルターの絞り汁などを与えました
| 餌さがし |
ここからは毎日2回から3回ブラインシュリンプを与えます。我が家ではブラインシュリンプは沸かしたてを冷凍保存し、使う度に解凍しスポイトで与えました
| お腹いっぱい |
孵化から仔魚サイズ(2cmくらい)まで約一月で成長します。成長痛とかないのかね?というくらいの育ち方です
| 成長が早い |
生後約一月
| 大人ですと言われても信じそう |
| よく育ちました |
卵はとても強いが水カビにだけ注意!
卵は魚卵なので柔らかいですが、しっかりと壁に張り付いていていてちょっとやそっとでは動きません。色々と試してみましたがこの段階では多少無茶なことをしても特に成長には影響がないと感じました
我が家では最近は親をサテライトに隔離して産卵させて、産卵後に親を移してから水を一度全部捨てて、水道水で内部を軽く濯ぎ洗い(殺菌と汚れを落とす目的)孵化に向けて準備をします。そのくらい乱雑な扱いをしても何事もなく孵化するくらい卵は頑丈です
ただ唯一水カビにはかなり弱く、初期は1/4程の卵をダメにしてしまいました。そこでグリーンFゴールド、次にメチレンブルーで飼育水を殺菌するようにしたところ、水カビはほぼ出なくなり歩留まりが上がりました
おそらく水道水(浄水ではない)の塩素でもある程度の殺菌効果があるので、水道水管理でもそれなりに歩留まりは上がると思います。すくなくとも飼育水のままはオススメしません
先述の通り生まれたばかりの稚魚はまだ壁に張り付いている状態ですので、我が家では全ての稚魚が孵化したのを確認したら、殺菌剤の入っている水を茶こしで受けつつ全部捨てて、飼育水を優しく注いで管理しています(最初はサイフォンで水を吸い出していましたが稚魚を誤って吸い込んでしまう事があったのでこういう管理法になりました)
孵化後からヨークサックを吸収しきるまでの4日くらいは特にやることがないので、あまり触らないように、エアレも優しくするようにしています
孵化から3~4日目くらいでヨークサックが目立たなくなった頃から成長の早い子は摂餌できるようになります。ウィローモスに沈殿した汚れやスポンジフィルターの汚れなど、何かしらの微生物やプランクトンがいそうなバイオフィルム的なものを与えるとハムハムし始めます
繁殖に慣れている人はインフゾリアやワムシ、コペポーダなどを用意してあればすんなりと餌付くと思いますが、ブラインを摂餌できるようになるまでの期間が短い(摂餌開始から2~3日後くらい)ので、そこまで気を遣わなくても大丈夫だと思います
摂餌できるようになったばかりの稚魚はまだ遊泳力がないので、我が家では活ブラインシュリンプだと食べにくいようなので冷凍したものを都度解凍して与えています。冷蔵庫で保存して活性を下げてから与えるやり方もあるそうです
ブラインに切り替えて一週間くらいは食べ残さない程度の量を細かく(1日4回)与えました。成長してくると自分で餌を探し歩くようになり、壁面のバイオフィルムやコケも食べるようになるので、その段階まで育ったら1度の餌の量を多めにして給餌回数は朝晩2回に変えました
ブラインを与えはじめて一週間も経つとかなりしっかりとネグロらしい体型になってきますが、人工飼料はそこまで喜んで食べてくれません。
生後3週目くらいから餓死対策でプレコタブレットなどを小さく割ったものを毎日与えています。初期はあまり食べずに水カビが生えるだけなのですが、徐々に餌付いて残らないようになります。
一般的にオトシンネグロの親は卵を産んだ後に食卵をすると言われていますが、我が家では何回か卵と同居させてみたものの特に卵には興味を示さず食卵することはありませんでした。なので、ネットで見かける通説は間違っているのでは?と思っていました
ところが、稚魚が孵化するまで同居させた場合、親が孵化直後の稚魚をしっかり選んで食べる姿を確認しました。(親にしてみれば稚魚は動物性プランクトンですからブラインと同じようなものですよね)先にも書きましたが、孵化直後のネグロは卵とあまり見分けがつきませんので、それを見て食卵すると言われるようになったのかもなと思いました
初期はなんとなく上げの小潮周りに産卵することが多いように感じたので、産卵日と潮汐の関係を並べてみました。まとめてみると上げ下げ関係なく小潮や中潮の日に産みやすい傾向があるようです
アピストグラマなどは地域ごとに別れて潮汐に準じて産卵することが知られていますが、オトシンネグロも産卵しやすい潮汐傾向がありそうですね
第1陣
8月16日(上がり小潮)産卵
8月17日(上がり小潮)産卵
第2陣
8月30日(上がり小潮)産卵
8月31日(上がり小潮)産卵
第2.5陣
9月1日(上がり長潮)産卵
第3陣
9月4日(上がり中潮)産卵
第4陣
9月9日(下げ中潮)産卵
9月10日(下げ中潮)産卵
第5陣
9月12日(下げ中潮)産卵
9月15日(下げ小潮)産卵
第6陣
9月28日(上げ長潮)産卵
第7陣
10月5日(上げ中潮)産卵
第8陣
10月13日(下げ小潮)産卵
著者プロフィール
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| green |
blog連載「Green JOURNAL」席亭
小学三年生から熱帯魚飼育にハマり、水草達と格闘し、ADAの薫陶を受け、珍カラの混じり抜きに夢中になり、時々アピストにも浮気をし、南米水草ブームのビッグウェーブに踊った昭和生まれのアクアおじさん
社畜時代に十年程度水槽を維持するのみの空白期間を挟みつつ、再び還ってきたアクアリウム浦島太郎。失った過去の記憶の中の水草を探し求めつつ、最近はジメジメ植物にも手を出して部屋と財布をますます圧迫しているリベンジ消費おじさんでもある
ロゴは原初の憧れTropicaのパク…オマージュ。「スイレンとシダが嫌いな水草好きは居ない」
Noスポンサー、No広告、No収入、コラムを書いて頂いている皆様にもNo謝礼!を掲げ毎週blogを更新している物好き
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