Greenジャーナルvol.37 2025年6月2号

2025年6月13日金曜日

Greenジャーナル クリプトコリネ 新着情報 水草 熱帯魚 熱帯植物

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スファエリクティス・バイランティー

(写真ご提供:けんなかさん

金曜夜のお楽しみ、Greenジャーナルvol.37 2025年6月2号のお届けです!
Greenジャーナルは水草、熱帯植物、熱帯魚など僕が個人的に気になったモノやイベント、入荷情報などを整理して記録、告知する備忘録的なWeb連載です
日々情報が溢れて残らない時代に、本連載を通じて記録を残す事を試みています
この場が水草や生き物との出会いや楽しみ、学びが広がる一助になれば幸いです


※主にショップや企業のHP情報やツイートを中心に構成していく予定です

個人のツイートでも特に”紹介したい!”と思ったものについてはお声がけさせて頂くかもしれませんので可能であればご協力お願いしますm(__)m


弊blogでは表紙写真をご提供して頂ける方を随時募集しております!

是非皆様の素敵なお写真でご助力を賜われればと考えております

掲載の体裁上、お借りするお写真は適宜編集させて頂くことになると思いますのでその点のみご了承ください

よろしくお願いします


今週末注目のイベント

カワシマ種苗「PLANTS FESTA」(近江八幡)6月14日(土)に開催

滋賀県近江八幡市の園芸店カワシマ種苗さんにて「PLANTS FESTA」が6月14日(土)に開催されます
様々な植物の販売業者さんが集まり、多肉、アガベ、アロイド、ティランジアなどの即売会が開催されます
個人的な注目はティランジアの専門販売で知られるTORIHADA PLANTSさんでしょうか?面白い品種を沢山お持ちになるのではないかなと思いますので、見に行ってみると新しい出会いがあるかもしれません

第8回季節の山野草と錦葉珍品即売会(上野)6月14日、15日開催

日本草木綿葉会主催の山野草展示販売「第8回季節の山野草と錦葉珍品即売会」が台東区上野の上野グリーンクラブにて6月14日(土)15日(日)に開催されます
錦葉珍品即売会の名前通りに斑入り葉変り珍品が多数出品されるそうです!
斑入り植物や葉芸の植物に興味のある方にオススメのイベントです!

ジュエルオーキッドイベント -未来の宝石蘭を語る-(長居公園)6月15日開催

大阪のグリーンショップhanatusmugi Greenさんが主催の「ジュエルオーキッドイベント -未来の宝石蘭を語る-」がヤンマースタジアム長居にて、6月15日(日)に開催されます
近年注目を集めるラン科の植物“ジュエルオーキッド”の魅力を、国内を代表するジュエルオーキッドの育種家であるTheGAKIさんと、苔テラリウムを手掛ける道草さんが語るトークショーや即売会が開催されるそうです!
気になるけど難しそうで少し手を出しにくい印象のあるジュエルオーキッドを始める良いきっかけになるかもしれませんね!お近くの方は是非!

今週の気になる情報

第12回 草わるん25の場所/日程決定!都立産業貿易センター浜松町館にて9月13日(土)開催

TEAM BORNEOさん主催の植物即売イベント「草わるん25」が9月13日(土)都立産業貿易センター浜松町館での開催が決定したそうです
季子さんによると今回は参加料金が発生する予定だそうですが、都産貿浜松館は綺麗でアクセスも良い会場なのでとてもいいと思います。9月が楽しみですね!

ADANASS公開



ADA製品でレイアウトを制作する際のハード面の見積もりができるシミュレーター「ADANASS」が公開されました
お店に行かなくても大体の見積もりができるのは便利ですね(それにしてもお金のかかる趣味になったものです…)

INDOOR JUNGLE Issue.06発売中




MPJ刊行のビザールプランツ専門誌INDOOR JUNGLEの最新号が6月9日に発売されました
今回はビカクシダの特集ですが、今までビカクシダ業界をリードしてきたスーパードワーフ系や最近流行の兆しを見せるヒリーなどの原種や新しい改良品種について紹介されています
またThe GAKIさんによるジュエルオーキッド、トイ吉園芸さんによるベゴニアについての記事が紹介されています
気鋭の若手の記事が読めるのはいいですねぇ…

アクアライフ最新号発売中



MPJ刊行の熱帯魚専門誌アクアライフの最新号が6月11日に発売されました
今月は「僕たちの好きな小型魚たち」特集ということで、各プロショップの皆さんオススメの様々な小型美魚がカタログ的に紹介されています
小型美魚がお好きな皆さんに特にオススメです(写真が若干見覚えがあるのが多いのが気になるけど…

新着情報

 

パラナプア コリドラス アエネウス


先週あたりから入荷しているコリドラス アエネウス名義のコリドラスの一種がAquaFocusさんに入荷しています
アエネウスというよりはブロキスっぽい配色ですが、なんともいえない美しさを感じますね!
ブロキスカラーのコリドラスなんて最高じゃないですか?これはいいコリドラスかもしれませんね!(悪いコリドラスなどいない



コラム……のかわりに

我が家のクリプトコリネ

今週はコラムはおやすみです。整理も兼ねて我が家の水上クリプトコリネコレクションなど見て頂ければと思います
初期はタッパーでヨーロピアンスタイルで管理していたのですが、数が増えて破綻しそうになったので鉢管理に移行しています
調子はやはりヨーロピアンの方が良かったような気がしますが…場所がね…
まだ植え替えて半年以内のものが多く作がイマイチですが、(調子良さそうに見えるのは大体鉢で一年以上経ってる株です)お楽しみ頂ければと思います

Cryptocoryne aura Nanga Taman(PP便)先週買ったばかり


C.auraの種 発芽中

C.auriculata Betong Sarawak(TB便)次のルマヨンに比べるとかなり小型

C.auriculata SG.Rumayon(E・M便)

C.auriculata SG.Rumayon(E・M便)子株

C.affinis マレー半島産

C.affinis”メタリックレッド Sg.Tersang産

C.AFFINIS”DARK ORANGE”(DENNERLE)なぜか全部大文字なデナリー便


C.cf.edithiae from Permata Kecubung(闘魚庵便:未開花)

C.grabowskii Landak(PP便)バークレアと分けてやりたいが…

Cryptocoryne grabowskii"Muara teweh"(TB便)

C.cordata  var.grabowskii 北西Tamiang Layang グラボウ好きなのかもしれない…?

C.cordata  Sungai Kolok産

C.sp. NATUNA-8(cf.didirici)(kn便)

C.joshanii Basilan island Philippines(LA便)

C.striolata Landak(PP便)

C.striolata”ブルゴーニュレッド”(PP便)瀕死からの復活中ですが元気です


C.striolata Riau(闘魚庵便:未開花)


C.Inv.bastmeijeri(闘魚庵便:開花済みおそらくstriolata)


C.thweitesii Kirindi Oya とても赤いスワイテシー。お気に入り

C.thweitesii Kottawa forest Red

C.thweitesii Kottawa forest Redの子株 増えすぎた

C.spiralis”CK”(ADA)水上での姿もヨシ


C.nurii var.raubensis 鉢だと虎斑は大人しいかも


C.nurii Luminous Green(kn便2014)


C.nurii 黒花(kn便2017)

C.sp.”Poseidon”Riau


C.sp. Neon rosa pulau Lingga (kn便 2015)


C.fusca BROWN Landak(PP便)デカいし増えるので鉢上げできない


C.Inv.fusca(闘魚庵便:未開花)



C.purpurea Pos Iscandar お気に入りです

C.X PURPUREA(DENNERLE) Xは改良品種のXです


C.matakensis Gold-type(kn便2016)


C.LUTEA HOBBIT(DENNERLE)


C.regina(闘魚庵便:未開花)


C.sp.(闘魚庵便:未開花)

C.sp.Kapuas2(闘魚庵便:未開花)


ということで我が家の鉢植えクリプトコリネでした。気になる子はいましたか?
これだけいてもまだ欲しい品種の半分も集まっていないというクリプト沼の深さよ…おそろしい…
タッパーに並べてるだけですがそっと開けて覗くのが楽しいのでオススメですよ




表紙

スファエリクティス・バイランティー(Sphaerichthys vaillanti)

バイランティはボルネオに生息するチョコレートグラミー(Sphaerichthys osphromenoides)の仲間で、存在自体は以前から洋書で知られていたが、我が国に入ってきたのはつい20年程度前の比較的歴史の浅い魚である

初入荷の際はその衝撃的な美しさに誰もが釘付けになったものである。当時はとんでもない高級魚であったが、現在は状態の良い現地個体が比較的安価に購入できるため、飼育のハードルはグッと下がっている

珍しくメスの方が派手な色彩を持つ魚であり、興奮した時に真っ赤なラインと、緑のラインが交互に入る非常に目立つ色彩が見られる。そのためゼブラチョコレートグラミーとも呼ばれている

飼育はチョコレートグラミーに準じ、人工飼料にも餌付くが生き餌を好み、弱酸性軟水のブラックウォーターや薄暗い環境を好む
(そういった点で今回のけんなかさんのレイアウトは魚の生態とレイアウトが噛み合っている素晴らしい作例だと思う)

僕は繁殖させたことはないがマウスブリーダーでありオスが卵を咥えて孵化まで面倒を見るそうである

飼育については水作の大美賀さんのコラムが詳しいので、一読をオススメする


週刊「自宅田園ビオトープを作ろう」vol.6


梅雨になり雨が降り注いだりしていますが、発泡ケースの中は相変わらずです
代わり映えがしないと言われるとまあそうなのです…リアルドキュメンタリーなので急には変わりません。変化を待ちましょう


相変わらずの沼色

カブトエビくん

カブトエビやホウネンエビだけでなくミジンコも結構いるのですが、田んぼの土の育む力ってつくづくすごいですよねぇ…


PostScript

ニムファspレッドセサミ(紅芝麻睡蓮)

「失敗する権利」

昨今失敗を恐れるあまりそもそも挑戦をしないという価値観を持つ人が多い

どんなジャンルでも新しい事をすれば失敗は必然であり、その失敗の原因を分析し、どうやればうまくいくかを自身で考えるのが上達への近道だろう

情報を集め失敗しない方法を知る事はできても、それは真の意味で体得したことにはならず理解への遠回りになるかもしれない

たとえば、だし巻き玉子の作る際にレシピを本で学び、動画で手順を予習したとしても、実際に最初から完璧なだし巻き玉子を作れる人間はそうはいないだろう

上手く行かなかった理由を考察し、適切な火加減を把握し、油のなじみ具合、卵の火の通り具合を確認し、箸で返す適切なタイミングを掴み、手持ちのコンロや鍋の熱分布の違いを意識しながら、少しずつ修正を加えて上達するものである。

ベテランにしてみれば初心者の稚拙な部分には思わず助言をしたくなるかもしれないが、聞かれない限り頼まれもしない助言は初心者から学ぶ機会を奪う側面があることを忘れないで欲しい

初心者には失敗する権利があり、時として助言はその権利を侵害し、克己心を削ぎ、楽しみを奪うものである

勿論ベテランからすれば初心者の失敗を未然に防ぎ、機会や資金を損失させず、モチベーションを下げないように助け舟を出してやりたいと思うのは自然な事かもしれない

それでも、助言をしたい気持ちをぐっと抑えて、自分が初心者だった頃に周囲のベテランがいかにその失敗を温かい目で見守ってくれていたかを今一度思い出してみて欲しい。

それもまた一つの善意の発露であろう



おせっかいな(green)

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