ただいま表紙画像ご提供募集中です!
Greenジャーナルでは現在表紙写真をご担当して頂ける方を大大大募集しております!
わが家の表紙用写真ストックが底を尽いています_(:3」∠)_
是非皆様の素敵なお写真でご助力を賜われればと考えております
掲載の体裁上、お借りするお写真は縦長にカットさせて頂くことになると思いますのでその点はご了承頂ければと思います
一回限りのご担当でもありがたいです。ぜひぜひお気軽にお声がけ下さい
今週末注目のイベント
石神井池(東京都練馬区) 湿地掘りの日 1月18日開催
認定NPO法人 生態工房が開催する体験・作業イベントで東京都の石神井公園の枯れ草が堆積している池を開墾し水生植生の復活を目指す”湿地掘り”を1月18日(土)に開催するそうです
水生植物や水生昆虫が豊かな湿地を取り戻す貴重な機会ですので参加してみると面白いのではないでしょうか
ご参加はお申し込みフォームからどうぞ
今週の気になる情報
アクアトーキングレビュー 6 3月15日開催決定
魚好きの魚好きによる魚好きのためのイベント、アクアトーキングレビューの第六回が3月15日に開催されることが決まったそうです
今回は「SnakeHead MidNight」と銘打ち最近人気の高いスネークヘッドについてのトークイベントを開催するそうです
場所はまだ未定だそうで、決定したらまた情報を追って掲載したいと思います
ペットショップJETコーナン厚木下荻野店に移転。開店は18日予定
先日出店先のホームセンターの閉店に併せて移転が決まったペットショップJETさんが、コーナン厚木下荻野店に移転、18日(土)に開店するそうです
これは早速様子を見に行ってみたいですね!
Nature掲載論文”淡水生物の約4分の1が絶滅の危機に瀕している”
”23,000種以上を対象にした淡水生物の絶滅危機に関する詳細な評価により、調査された種の約24%が絶滅の危機に瀕していることが明らかになった”調査結果がNatureに掲載されるそうです
”絶滅危惧種の54%は汚染の影響を受けていると考えられ、39%はダムや水の抽出、37%は土地利用の変化や農業に関連する影響、そして28%は外来種や病気による影響を受けていると考えられる”とのこと
近年日本国内でも水辺の生き物の減少が取り沙汰されるようになってきていますが、同様の現象が世界規模で生じているのかもしれません
タイで発見された新属新種サトイモ科植物 Hayarum mirispathumが記載
タイで発見された新種のサトイモ科植物が、新属Hayarumとして記載されました。確かに既存のどのサトイモ科にも似ているようでちょっと違う不思議な雰囲気がありますね…わりと探し尽くされているような気がしているタイでさえまだまだ知らない植物が沢山あって、未知に満ちているのは嬉しいなあと思います
新着情報
ブセファランドラ ピグマエア マーブル
組織培養でブセファランドラ ピグマエア マーブルという新種?のブセが入荷しました
砂子斑のような散り斑でかなり斑がちな雰囲気ですが、葉緑体がしっかり残っているのでインドのホワイトブセよりは通常飼育でも育ちそうな雰囲気を感じますね
ピグマエアかと言われるとなんとも言えないですが、トロピカがピグマエアとして出してるグリーンウェーブ(シンタン?)的なものの改良品種なのかな?と思います
コラム
草を求めて東奔西走コラム
「カリマンタンに持っていって良かったもの、良くなかったもの」
年末から年始にかけてカリマンタンに行ってきました。
コロナ前はちょくちょく東南アジアに行ってましたが、すっかり出不精(国外)になってしまったので、今回はとても新鮮な気持ちで臨めたのが良かったです。
天野御大の言葉に「小さな命を愛せずして、大自然を語ることはできない」という有名な格言がありますが、逆もまた然りで大自然を経験しないと小さな命のことすら語れないんじゃなかろうかということで、ほぼ思い付きでしたが、行ってしまいました。
結論から言うと、帰国後10日くらいたってますが、すぐにでも都会のジャングルから飛び戻りたいくらいには良かったです。現地の植生ももちろん素晴らしいですが、食べ物やローカルの人々との掛け合いなど様々な側面から行ってよかったと心から思える場所でした。生き物好きなら、一度は訪れるべき場所でしょう。
さて今回は人のブログで好き勝手に(笑)、備忘録を兼ねてどんなものが必要だったのか、再考してみようと思います。
前提条件として、ジャングルを歩き回る、キャンプする、写真を撮るのが主目的というのがあります。
1.撮影について
現地の映像を撮るなら撮影機器に「気合い」を入れなくてはいけないでしょう。そうなるとめっちゃ重くてしんどいですが、答えは一眼しかないですね!まずジャングルはとても暗い、撮影対象が多岐にわたる、被写体と距離がある場合が多いという点があります。そのためトリミング耐性の強い高画素機に便利ズームを組み合わせるのが一つの答えになるかと思います。
ジャングル内を徘徊しているときにレンズを交換するヒマはないです。F値の低い暗さに強いレンズも持っていきましたが、被写体に近づけないことのほうが圧倒的に多くほぼ便利ズームでした。ニコンからはZ28-400という化け物便利ズームがありますので、こいつをお勧めします。ワイド端ではほぼ0距離で撮影できるので接写撮影もできる。すごい便利。
一方、鳥などの動きの速い生き物をテレ端で撮影するのは暗くなりすぎて難しいです。また生き物相手の撮影だとすぐにカメラを取り出せるよう、カメラホルスターをリュックなどに取り付けるとよいです。川で滑ったり、コケたりする可能性があるので、取付位置はカメラを保護しやすい胸のあたりに固定するのが良いと思います。
また雨、濡れを想定した装備も必要になります。防水のカメラバックや登山用のドライバックは必ず用意しましょう。ブセファランドラが生えているところは泳がないといけなかったので、ドライバックにカメラを入れて泳いで、頑張って撮影しました(笑)。
2.キャンプ道具について
海外でキャンプするのがちょっとした夢でしたので、2回もやってしまいました。
木が生えている場所が多い、雨期の地面の影響を受けないので蚊よけつきのハンモックスタイルが良いかなと思います。
気を付ける点は虫対策です。本当に、本当に多いです。富士山周辺の森で夏キャンプするときの3倍から5倍は虫が来ると思ってよいです。ディート成分の多い虫よけは絶対必須です。効果は絶大でハンモックとキャンプ道具に撒いておけば虫は来ません。ハンモックのロープにかけるのを忘れていた部分だけ耳なし芳一状態で、朝起きたらアリまみれになっていたので、その辺もぬかりなく。
また朝晩は半袖一枚ではサブいぼが立つくらいに冷えるので、ポケッタブルパーカーなどは準備しておいたほうが良いです。あと夜は暗闇なので、防水のヘッドライトを準備したほうが良いです。夜も生き物探しをやるなら必携です。その際はなるべく光量の強いものが良いでしょう。またごみなどを持ち帰られるようにダイソーなどで売っている携帯ポリ袋などは持っていったほうが良いですね。
3.ジャングル歩きについて
とにかく汗をかきますし、濡れます。また持っていける個数に上限があるので、速乾性の高いTシャツと長ズボン、長袖があるとよいです。晴れたらチャンスと思ってすぐ洗って干しましょう。
またジャングル内にはトゲのある植物がトラップのごとく、たくさん生えていますので、100%穴が開きます。安いやつで十分です。私はすべてユニクロで揃えました。ただモジモジ君(古い)みたいなタイツは暑苦しくて持ってかなくてよかったかなと思います。
吸血昆虫が多いので虫除けスプレーは持っておきましょう。汗をかくたびに効果が薄れるのでジャングル/渓流歩きの間は取り出しやすい場所にあったほうが良いです。
ヒルはネッタイチスイビルを一回見たくらいでしたが、一応シューズにはヒル除け用のスプレーは塗布していました。私は蚊に刺されてもほとんど腫れない体質なので舐めてましたが(笑)、1mmに満たないブヨ(Agas)が水辺にはたくさんいます。サイレントで痛みもなく刺されたことに気づきません。ブヨに刺されたところはまだ痒いです(笑)常に虫よけを塗っておいたほうが無難です。屋内でも普通に出ます。
山歩き、渓流歩きに慣れていない場合はストックを準備しておいたほうが良いです。あるとないとでは疲れの残り方が段違いです。
きれいな飲み水は町で買えますが、携行するには重いだろうなと思って、携帯浄水器を持ち込みました。これは正解でした。濁った水でもクリアな飲み水になります。ただ1日くらいで味が夏場の麦茶みたいになるので、保存はきかないと思います。
シューズは山歩き用のものが良いですね。ただ地面条件はぬかるみ、水場、岩場がシームレスに続いていくので履き替える余裕はありません。めんどくさいなと思って、マリンシューズで徘徊していたら、アリに刺されました。いってぇーーと叫ぶレベルの刺激で痛みが結構長引きます。やはり頑丈なシューズを用意したほうが無難です。
ゴアテックス素材のものは一度中まで水が入ると乾きませんが、気持ち悪くても我慢しましょう。現地の虫毒にアヒンサーを獲得している現地人とは違いますので(笑)。ただジャングル歩き以外ではサンダルでOKです。むしろ市街だとサンダル以外をはいている人はほぼいません。
4.その他
基本的に食事は煮る、焼く、揚げるが基本で、大皿にのっけたご飯に汁物をぶっかけて食べるスタイルで、味もおいしいです。
フルーツはワイルドものが死ぬほど食べれますので、天国のような場所でしたな。ただ醤油成分が日本人的には足りません。シンカワンの中国人街から中国醤油が手に入るようですが、味が全然違いますので、日本からだし醤油的なものをちょっと持ってくと望郷の念が和らぐかと思います。
感染は人によるかと思いますが、カリマンタンに行く前から約1か月間、ビオフェルミンと乾燥納豆で腸内細菌を鍛えていたのでNO下痢、NO腹痛で過ごしました。むしろ帰国してから、はやりの胃腸風邪みたいなものにかかってしまいましたが、、、
トイレはですね、綺麗な右手、汚い左手スタイルです。覚悟してください。これは慣れるしかありません。風呂ですが、川が近くにある時はパンイチでマンディです。日に2回します。やらないとなんでマンディしないんだと怒られます。速乾性の大きめのタオルを持参しましょう。ポンティアナみたいな都会でも温水シャワーはあまりないかもしれません。
行動派水草ハイマニア面白い水草を求め日本のみならず世界を東奔西走。その収集力と育成技術、情報量の多さは計り知れない。
”草を求めてあっちにフラフラこっちにフラフラ。そろそろアジアをぶらつきたい。得意技は瞬間移動。”
表紙
ネオレビアス トリリネアータス(Neolebias trilineatus)
ディスティゴダス科ネオレビアス属のアフリカ産カラシンの仲間
ネオレビアスには有名種としてアンソルギーやユニファスキラータス(アフリカンワンラインテトラ)がいるが、近年はあまり輸入されていない。この仲間は広域分布らしくナイジェリア、カメルーン、コンゴ、中央アフリカと広く産するようである
名前の通り体側に三本線が走っており、英語でもThree-lined Neolebiasと呼ばれている。黒い三本線と中央の渋めの金色のラインが目を引く、小柄ながら見所の多い美しい魚である
性格は大人しく、温和で飼いやすい魚であるとされる。若干臆病なようで水槽の前で何かを動かすとすぐに隠れようとするため、隠れられる場所を作ってやるべきだろう
寸詰まりの顔付きはどことなくスズメっぽさを感じて個人的には愛嬌があると思う。ダータテトラなどにも近い印象を受けるが、本種も障害物の少し上にホバリングしてる時もあるので近しい習性なのかもしれない
ネオレビアスの仲間は小型で渋い美しさを持った魚が多いので、また色々と輸入されるのを期待したいところだが、数cmの小魚を遠くアフリカから輸入する難しさを思うとなかなか困難だろうなぁとも思う
ちなみにこの写真の子はイエローコンゴテトラの混じりで入っていたそうで、そういったマネーフィッシュ?のオマケでいいので輸入されることを祈りたい
ボルネオの植物
Postscript
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Bacopa caroliniana Variegated |
今回はWhitemoonさんすげぇ!という気持ちを新たにしました
胸がすくような大冒険の記録、皆さんも刺激を受けたのではないでしょうか?
ジャングル探索は憧れこそすれ、実際に行える人はそうはいないでしょう…
身体が錆びつく前に行ってみたいなあと感じました
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