60cm水槽ネイチャーアクアリウム制作vol.11 設置済みの水槽に無理やりADAアクアスクリーンを貼る

2023年5月22日月曜日

60cm水槽 ADA アイテム紹介 アクアスクリーン バックスクリーン

t f B! P L

今回は設置済みの水槽に無理やりADAのアクアスクリーンを貼った記事です

参考にはなるかもしれませんが、皆さんは設置前にやりましょうね…


憧れのミスト系背景になる……?

背景の色に悩んでいる人には参考になる…かも?

立ち上げから約2ヶ月が経過して、だいぶ有茎草が茂ってきました


モサモサ

引きで見ると気にならないのですが、寄って見ると……


水槽の後ろの壁紙が透けて見えてしまい、透明感はともかくとしてやはり不自然な感じがします

擦りガラスとまではいわなけいれどもう少しソフトフォーカスな感じにぼやけてくれればなぁ~と、使えそうなアイテムがないか色々検索していたのですが、ADAにアクアスクリーン”フォギー”というモデルがあるのを発見!

フォギーというからには、霧がかった感じで少し透け感があるのかな?それって昔ADAが販売していた背面ミスト水槽と同じじゃん?と期待して早速購入しにいきました


買いに行ったのはいつものかねだい草加


かねだいさんは家から30分くらいなのでなにかと重宝しています。安いしね

かれこれ30年近くお世話になっています。昔は安かろう悪かろうで到着後即販売!10匹買ったら6匹死ぬ!それでも安い!みたいな感じの時代もありましたが、最近はどの生態も調子良さそうで時代が変わったなぁと感じたりします

また最近は爬虫類や両生類に注力しているようでその筋のマニアでかなり賑わっています

土日の会計周りの混雑っぷりはもうマックのドライブスルー状態でかなり厳しいので、できれば平日の訪問をオススメいたします

また、近隣ではかなりADA製品が充実しているショップなので僕も結構利用しています


購入


早速購入

アクアスクリーン・フォギー

アクアスクリーン自体は以前からあるアイテムですが、このフォギーはわりと新しめのモデルになるのかな?大体1,500円くらいです

トリセツ


ADAのフィルムタイプのバックスクリーンは昔から中性洗剤を入れた水で貼るタイプですが、このアクアスクリーン・フォギーも同様ですね

昔のペニャペニャのフィルムと比べるとハリがあってとても貼りやすくなっているように思いました

貼る上での注意点


水槽の裏側、意外と魅力的

まず大前提として、ADAはアクアスクリーンの貼り付けは注水前の水槽への貼付けを推奨しています。実際その方が簡単だと思うので初めての方は水を入れる前にアクアスクリーンを貼ってください

僕がこれからやろうとしていることは変則的な手段であり、正直あまりオススメはできません。やるなら自己責任ってやつです

まずは水槽を動かして裏側を表にします(簡単そうに言ってますが60cm水槽でも結構辛いのでくれぐれも注水前にやりましょう)

用意するもの




・アクアスクリーン・フォギー
・30cm定規(三角定規の方がやりやすい?コケ取りスクレーパーでも可)
・霧吹き(コップ一杯程度の水に1ml程度中性洗剤を入れる)
・カッター
・タオル
・メラミンスポンジ


実際の作業


霧吹きで裏面をビチョビチョにします


アクアスクリーンの貼り付けを購入したばかりの水槽で行うことが推奨されている理由の一つとして、水槽ガラス面に汚れがない状態で行わないとスクリーンによって半永久に汚れが閉じ込められてしまうというものがあります

なので本来は購入したばかりの汚れの少ない水槽で行うべきなのですが、僕みたいなうっかりさんは……まあ覚悟を決めてやってください


庶民の味方激落ちくん

中性洗剤入りの水をかけた後、メラミンスポンジでカルシウム分の固着などを丁寧にこそいで綺麗にしていきます

目に見えなくても手でなぞってみて凹凸がある部分は一通りスポンジで擦っておきましょう

途中で何回かタオルで拭き取って角度を変えてみたりして汚れを確認しましょう

とにかくここで完璧に綺麗にしておかないと汚れが半永久的にパッケージされてしまいます笑

ちなみにメラミンスポンジは水槽内の角のコケや水垢などを落とすのにも重宝するので一つ持っておくと何かと出番があるかと思います


とにかく念入りに

清掃のコツはスポンジは上から順に小さな円を描くように擦り、タオルは必ず上から下の一方向の動きだけで拭き取ること…要するに窓掃除と同じです

また中性洗剤スプレーが水槽に入らないように水槽上端だけは真水で洗ったりしてから目張りや養生をしてください。中性洗剤に含まれる界面活性剤は大体の場合エビには毒です


全体をまんべんなくスプレーしま

満足行くまで壁面の掃除が終わったら、再び全体がびしょびしょになるまで霧吹きでスプレーします

この時大きい泡がある場合は潰したほうが良いかもしれません

定規やスクレーパーを用意します


気泡残りまくりですが心配はいりません


画像だといきなり貼り付けてるように見えますが、まずスクリーンの保護フィルムを半分剥がして、スクリーン側にも霧吹きでスプレーしましょう

スクリーン側と水槽側が両方濡れているとしっかり滑って簡単には固定されないので位置調節がしやすくなります

半分はりつけたら、残りの保護フィルムを剥がしつつ、またスクリーン側に霧吹きをしてから水槽に貼り付けます

以上の作業をすると上の画像のような状態になります

ここが腕の見せ所


貼り付けた後の作業は気泡抜きとチリ合わせです

まず角を決めて、水槽外周縦軸と横軸にピッタリと高さを合わせます(気泡を抜く時にある程度ズレてしまいますので意識しておく程度で大丈夫です)

この画像だと左上奥を始点にして上左を合わせています

美観でいうととにかく水槽の上の縁にチリがキッチリあってるかどうかが鑑賞上一番気になる部分なので、ここだけは意地でもしっかり合わせてください

ぶっちゃけ下側は砂で隠れるのでズレていたって気になりません

その後貼ってあるスクリーンの上からも軽く霧吹きをしてから、スクレーパーや定規を密着させたまま動かして気泡を抜き出します

スマホの画面カバーを貼る時と同じようなものですが、スクリーンは薄いフィルムなので極端に力をかけるとズレたり破れたりするので根気よくやっていきましょう

びしょびしょにしてから張らないとスクリーンが中途半端に水を吸ってしまい気泡が動かなくなるので、とにかくしっかりめに霧吹きをするのがコツです


気泡を潰し、綺麗に貼れたら、右端、下端ではみ出しているスクリーンを切れ味のいいカッターやデザインナイフでスパッと切りましょう

この切り取り作業だけはできれば二人いたほうが楽にできるように思うので人がいたら手伝ってもらいましょう

カッターは事前に刃を折ったりして新品の刃を使うと良いと思います

あとは水槽周りに溢れた液体類をしっかり拭き取ったら完成です


スクリーンの効果

Before


After


写真だと分かりづらいですが、スクリーンを貼ったことによって背面の奥行き感が減り、背景が明るくなっています

正直”フォギー”という名前から期待していた透明感みたいなものはほぼなくて、グレーのマットな背景になった印象です

もう少し透明感があったらもっとよかったのになぁと思いつつ、これはこれで何故かネイチャーアクアリウム的な雰囲気を感じるので不思議ですね

またスクリーンを貼ったことによって今までよりも水の色がくっきりするのと、魚が綺麗に見えるようになった気がします

結局好みの問題に終始してしまうような気はするのですが、いままでは透明だった分、水槽の背後が壁紙まで地続きになっていてメリハリがなかったのが、スクリーンによって隔てられたことでより水槽の”世界”の輪郭が強調されたような感じがして僕は気に入りました



そんなわけで設置済み水槽へのアクアスクリーン・フォギーを貼ってみました

意外と簡単なので皆さんも是非水槽の雰囲気を替えたい時などに貼ってみてください

勿論セット前の水槽に貼る方が遥かに楽ですが笑











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