毎週金曜日夜のお楽しみ…が、故あって土曜の正午に大胆移転!毎度おなじみGreenジャーナルの更新です
もう世間はすっかり夏ということで、夏っぽい画面にしたいものです
弊ジャーナルは情報の残らないこの時代に、何らか情報を残していくことは可能であろうか?という事を目的とした趣味のWeb連載です
読者様と水草や生き物との出会いや楽しみ、学びが広がる一助になれば幸いです
今週末注目のイベント
An aquarium(音羽)恒例のサマーセール開催
文京区音羽の老舗熱帯魚店An aquariumでサマーセールが本日から開催されます土地柄結構お高いのかと思いきや実はかなりお買い得なアイテムが多い志藤さんのお店ですが、セール当日は本当に破格なので見に行ってみると良いと思います!
当日はお忙しいかもしれませんが、大ベテランの志藤さんにしか聞けないお話もたくさんあると思いますので色々聞きに行ってみると良いと思います
Aqua Focus(堺市)周年セール開催中&即売会開催
先日から周年セールを行っている堺市の熱い熱帯魚店AquaFocusさんが店内イベントで植物即売会を本日7月11日(土)に行っているそうですリスト掲載分以外にも目玉商品が色々あるそうなので面白い植物に出会えるかもしれませんね
明日12日(日)にはオンラインでも販売が始まるそうなので、是非!
【AquaFocus周年祭 熱帯植物即売会について】
— イワシ@アクアフォーカス(AquaFocus) (@iws_aquafocus) July 4, 2026
お待たせ致しました。
抽選販売とフリー販売の熱帯植物リストになります。
当日の植物の状態によって、販売を中止する場合がございます。ご了承ください。
皆様のご来店お待ちしております。
#AquaFocus周年祭2026
#アクアフォーカス周年祭2026 pic.twitter.com/dzQvSoOQBC
Plants Hobbyist(新潟市)7月12日(日)に開催いくとぴあ食花展示館
植物即売会PlantsHobbyist(新潟市)が、いくとぴあ食花展示館にて7月12日(日)に初開催されます多肉植物、食虫植物、パルダリウムなど多岐にわたる植物を扱う即売会になるようです
注目はホマロメナの交配などに取り組んでいるringo_aquaさんでしょうか…素晴らしい交配種を作出されていますので、見に行くだけでも勉強になりそうです!
お声がけいただきこちらのイベントに出店します。
— より (@Ui0903) May 26, 2026
様々な植物の愛好家が集まる即売会です!
出店する側ですが色々な植物に出会えそうで楽しみです✨️
拡散よろしくお願いします🙇 pic.twitter.com/8wdeXg2cOw
今週の気になる情報
IAPLC 2026 TOP300発表日7月24日に繰り上げ変更
今年のADAのIAPLC世界水草レイアウトコンテストの結果発表が当初予定の8月29日から7月24日に繰り上げ変更されましたなお、例年のような番組形式ではなく、TOP300にランクインした方のお名前、順位、国名のみが公開されるそうです(後日番組形式で公開されるんだろうか…?)
同日には10月10日、11日に開催されるADAの本社イベントの告知や、同日のADAギャラリーの見学会の予約が開始されるそうです
新着情報
今週はお休みです
コラム
迷宮探訪
ボルネオ編2026① Betta patoti"Luna"の自生地へ
お世話になっております。
今月頭までボルネオへ遠征に行っており、その際のことなど色々とお届けしたい内容はあるのですが、今回の遠征で是非とも多くの方にその存在と現状を知っていただきたいと思う魚に出会いましたので、今回はそちらについてご紹介をさせて頂きます。
その魚はBetta patoti "Luna"と呼ばれています。
ワイルドベタの情報を熱心に追っている方であれば見たことがあるかも知れません。イデイイのように頬が真っ青になるパトティの個体群です。
私も本個体群の画像をはじめて見たときから"いつかは実物を見たい"と強く思い続けていました。
過去に1度だけ輸入することができましたがその後全く入ってくることはなく、今後見ることはないのか…と諦めていました。
しかし、今回の遠征で訪ねた漁師さんがたまたま本個体群の発見者かつ本個体群の生息地を知る唯一の漁師であり幸運にも本個体群の生息地を案内して頂ける事となりました。
個人的には本個体群はB.patotiとは異なる点があると感じでおり、多数のサンプルを得られる可能性のある生息地への訪問は非常に嬉しいサプライズでした。
とはいえ"Luna"の生息地はやや遠く険しいので、漁師さんと落ち合ったその日は近場でB.patotiやユニマクラータグループの未記載種など比較的近場で入りやすい場所のものを観察しようという話になりました。
これもまた非常に嬉しい申し出です。
しかし、この日私は東カリマンタンの自然環境が直面する大きな問題を目の当たりにします。
ここ東カリマンタンでは非常に盛んに石炭の採掘が行われています。
この日は3カ所ほど訪問しましたが、その全てが石炭採掘によって巨大な砂山に変わっていました。
当然魚などいるはずもありません。魚どころか植物すら無いのですから。
東南アジアにおいて山林を切り開く開発というとパームオイルやゴムを生産するためのプランテーションもしくは石炭や泥炭、レアアースなどの採掘が主になります。
プランテーションについては1度山林を焼きますが植物を植栽するため最低限森林としての機能は保たれることが多く、プランテーション内のクリークでもアナバス類をはじめとする魚類を観察することができます。
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| B.patotiの生息地。プランテーションの中を流れるクリークに生息していた。 |
しかし、採掘の場合は文字通り"山を崩す"行為ですのでそこにあったものは何一つとして残りません。
一応インドネシアにおいては(守られているかどうかは別として)採掘後は埋め戻して植林活動を行うことが義務付けられているようですが、1度山を崩してしまった以上植林活動をしたところで本来の生物多様性が回復することはありません。
「これは"Luna"もマズいぞ…」と非常に大きな不安を感じつつ、翌早朝から"Luna"の生息地を目指します。
幸いなことに"Luna"の生息する山はまだ本来の姿を保っていました。
車とバイクで入れるところまで入って、その後は山歩きです。10キロほど歩いたところでクリークが現れました。
バークレアが繁茂する非常に美しいクリークです。ここに"Luna"がいます。
早速釣り糸を通したミミズを落とすと、いとも簡単に"Luna"が釣れました。
というか入れ食いです。シーズンのマハゼくらい簡単に釣れます。
それもそのはず、この場所はたった一人の漁師さんを除いて存在を知られておらず、その唯一の漁師さんすら数年は来ていないのですから。
実際に生息地で観察した"Luna"はB.patotiのイチ個体群とするにはあまりにも特徴的な魚でした。
まず成魚にはB.patotiに見られるタイガーバンドが見られません。
頬や腹部にかけて鱗の縁に特徴的なメラニンパターンが見られます。
そして、臀鰭条数についてもB.patotiよりも有意に少ない可能性があります。(こちらは数個体のみの確認なので不確定です。)
そうして無事に販売分と計数形質を取るために十分な量のサンプルを確保して非常に重たい魚と水を持って上機嫌で帰り道を歩きます。
するとやや視界が開けた場所で漁師さんが立ち止まりました。「見てみろ」というので私も覗き込むと隣の山が石炭採掘によってあの砂山になっていました。
「ここも5年後10年後にはああなっているかもしれない」と。
これは経済的な事情や価値観なども大きく影響しているのだと思うのですが、現地の人達は開発によって魚が消えること、自分のポイントが無くなることを「仕方ない」と捉えており、残念に思いながらも受け入れている部分があるように感じます。
でも私は知っています。まだこの素晴らしい魚とその生息地を守る手立てがあるということを。
現地で採集をされている先達の方々が山林を購入してその地の環境を維持しているということを知っていました。
色々と考えながら10キロの山歩き。車に乗るころには「この山を買おう」と決意していました。
しかし、これを漁師さんやパーティメンバーに伝えるのはなかなか勇気が必要でした。「この魚を独占するつもりではないか」と誤解されかねません。
誤解なく上手く伝えられるほどの言語力が自分にあるとも思えません。
拙い言葉で「後世に残したいだけで流通を管理するつもりは一切ないし、自分にはそんな権利もない。ただこの特徴的な魚を将来誰かが研究したいと思った時にこの魚が滅びているという状況を作りたくない。」ということを丁寧に伝えました。
恐らく私の意図は伝わったと思います。
皆協力してくれると言ってくれました。
とはいえ旅程的にこの場所に長くとどまることは出来ませんので、自分が離れたあとにできる調査は現地の皆さんにお願いをして町を後にしました。
購入する意思は固まっている。現地の協力者もいる。という状況ではありますが、実際に購入するには地権者を見つけて交渉をしたり、流程のどの位置を購入することが本個体群の生存に必要なのかなど調べて検討しなくてはならないことがたくさんあります。
書類作成なども考えると実際に土地を購入できるまでには相当な時間と手間がかかることでしょう。
しかし、時間との勝負になりますので可能な限りスピード感をもって取り組みたいと思っています。
さて、とはいえ最悪のケースも考えなければいけません。
流程が複数の地権者に分割管理されていた場合は?そもそも地権者が見つけられない場合や売ってもらえない場合は?現実的に買えない価格を提示される可能性は?
と色々なリスクを考えるとこの土地を買うという計画はあまりに無謀です。
そこでバックアップとして今回採集した"Luna"を飼育下で繁殖維持できる仕組みを作ろう。と考えました。
具体的には多くの方にこの魚を飼育していただき、管理のもとで繁殖維持をしていただくシステムを構築したいと考えました。
※あくまで「この魚を残したい」という私自身のエゴであり現実的に殖やした魚を生息地に戻せるわけでもなく、この計画に意義や意味といったものはありません。
すでに1次販売は終了しており、現在お送りする各個体に系統管理用のIDを与える作業と系統管理用のデータベースの作成を進めております。
二次販売および累代個体から本計画に参加していただける体制も用意していますので、是非多くの方にご協力頂けますと幸いでございます。
私のエゴとはいえこの計画がうまくいけば、これをモデルケースとして多くの生き物の生息地と存在を後に残すことができるかも知れないと期待しています。
我々が趣味として消費しているあらゆる生き物とその生息地が置かれている現状、そしてそれに対して私たちはどのようなアプローチができるのかということについて関心を持っていただくひとつのきっかけになればいいなと思っています。
次回からは純粋にボルネオ遠征の様子をお届けしますので、そちらもお楽しみ頂けますと幸いです。
著者プロフィール
| けんご |
原種アナバス専門店「闘魚庵」主催のアナバニスト
アナバス以外にもメダカや水草などの採集も行っており、業界注目度が高い熱帯魚ハンターである
”原種アナバスと呼ばれるグループの魚に魅せられ、闘魚庵という原種アナバスの専門店を営んでいます。
「アナバス全種の繁殖維持」を目標に掲げ、東南アジアをフラフラしながら観察、収集や繁殖などにも力を入れています。”
日本水草紀行
ホシクサ(星草:Eriocaulon cinereum)
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| ホシクサの花 |
無印のホシクサ.ウニのような唯一無二のフォルムと可愛らしい花が特徴です.ビジュアル的にも難易度的にも,一度はフィールドでお目に掛かりたい存在.突拍子もなくエンカウントすることもままあるので,探す際は嗅覚を研ぎ澄ましましょう.或いは総当たり.
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| 稲穂とホシクサ |
ちょっといい河川の上流を辿ると現れた田んぼ.一面がホシクサで覆われており,隙間にちらほらミズマツバやキカシグサが見えます.文句なしの絶景なのですが,ここまでホシクサばかりというのも不思議なものです.あとは一角にだけゴツいコナギがいました.ミズアオイかとも思いましたがちゃんとコナギ.個人的にかなりお気に入りの田んぼなので何度も通っていますが,毎年無事に出てくれています.農家の方にも感謝感謝です.
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| やたらとムキムキなコナギ |
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| こういうのでいいんですよ |
こちらは別の田んぼ.早目の時期なのでまだまだ小さい芽生えたての姿です.こちらはミゾハコベやナヤス,アブノメなんかも見えますね.これもまた素晴らしい景色です.贅沢は言わないので,こんな田んぼが徒歩圏内に欲しいものです.
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| It's so easy |
ちなみにアクア流通するホシクサ類と比べても,水槽での栽培はかなり簡単な部類です.水中でも花芽を出して結実から発芽までを半年強のサイクルで繰り返します.上手く花芽を上げないようにコントロールできれば9か月程でしょうか.クロホシクサには負けますが,なかなか長期間沈みます.
他の国産ホシクサについても書きたいのですが,何分見掛けられていません…… 尾瀬やら何やらの保護区に行けばいるんでしょうけど,そうじゃないんだよなぁ…… カメラ買いましょうかねぇ.
それでは.
著者プロフィール:Shoof
アクアリウムに現を抜かす侍.梅雨にかまけて家に引きこもり,フィールド開拓を怠っている.
表紙
レインボーテトラ(Nematobrycon lacortei)
そのすばらしさは今更語るまでもないので百聞は一見にしかずということで…
目が焼かれますね…
暫くワイルド個体の入荷が途絶えていて、この子たちは関西のマニアの方が増やした国産個体で、最近やっとしっかり色が出てきました
つい最近ワイルドのレインボーテトラが久々に入荷があったので欲しい方は探してみてはいかがでしょうか国産だと寄生虫や病気を持ち込む心配もなく、すんなり導入できるのは素晴らしい美点だと思います
家でも繋げたら良いなぁ
気温の関係かな?あと水草が縦に伸び始めました
これから茂みになったら嬉しいね
我が家ではグラディオの同腹の子のうち1~2割くらいがグラディオらしい形質を引き継ぐようでそれ以外は白っぽいヒメダカに育っていきます
環境のせいか単純に遺伝の問題なのかは分かりませんが遺伝って不思議だなーって思います(子供か














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