金曜夜のお楽しみ、Greenジャーナル vol.65 2026年1月3号のお届けです!
Greenジャーナルは水草、熱帯植物、熱帯魚など僕が個人的に気になったモノやイベント、入荷情報などを整理して記録、告知する備忘録的なWeb連載です
日々情報が溢れて残らない時代に、本連載を通じて記録を残す事を試みています
この場が水草や生き物との出会いや楽しみ、学びが広がる一助になれば幸いです
※主にショップ様や企業のHP情報やツイートを中心に構成していく予定です
個人のツイートでも特に”紹介したい!”と思ったものについてはお声がけさせて頂くかもしれませんので可能であればご協力お願いしますm(__)m
また、弊blogでは常に表紙写真をご提供して頂ける方を募集しております!
是非皆様の素敵なお写真で紙面を彩らせて頂ければと思っております
掲載の体裁上、お借りするお写真は一部カットさせて頂くこともあるかと思いますのでその点のみご了承ください
よろしくお願いします
今週末注目のイベント
Green NoteにTanakayさん出張 1月23日、24日開催中
大阪我孫子のアクアリウムショップGreenNoteさん(の二軒隣のあびさんサロン)にて、南米で採集に取り組んでいるTanakayこと田中氏が出張販売、交流会を明日24日(土)まで開催中です!田中氏採集の現地植物の販売は勿論、気さくでお話が好きな方なのでアマゾンの水草や魚、釣りのお話を聞きに行くだけでもウェルカムとのことです!行こう!!
明日はGreen Note @GreenNote777 さんにお邪魔します。金曜日15:00ー20:00 土曜日15:00ー22:00までいます。遊びに来てください。アマゾンの動画、画像を大きな画面で見られるように準備してます。話だけも歓迎!! pic.twitter.com/wvQvdgOHBB
— tanakay (@tanakay3gmailc1) January 22, 2026
今週の気になる情報
サムライ・ラバロックの底砂「GRAVEL/グラベル」シリーズ発売
良質なレイアウト素材でおなじみの溶岩石”サムライラバロック”シリーズから底砂にも使える粒感のGRAVELシリーズが発売されました★★★★★
— ZEROPLANTS (@zero_plants) January 19, 2026
SAMURAI LAVA ROCK
「 GRAVEL / グラベル 」 販売開始。
荒々しく絵になる質感が素晴らしく、
超多孔質でとても軽く扱いやすい高品質溶岩石
SAMURAI LAVA ROCK / サムライ・ラバロックの底砂シリーズです。… pic.twitter.com/z4r8jUcYMB
溶岩石にも富士砂や浅間石など色々種類がありますが、サムライラバロックは落ち着いた色味と多孔質かつ重すぎないのがバランスがいい溶岩石だと思います
多孔質を活かして根張りの良い水草やジメジメと合わせたり色々使い道がありそうで楽しそうですね
ADAフェスティバル 10月10日、11日開催
ADAが今年の10月10日、11日にADAフェスティバルを新潟本社にて開催するそうですいままでIAPLCの発表会にあわせて行われていた参加申し込みイベントであるWelcomedayを一般向けにしたイベントになる…のかな?
本社のネイチャーアクアリウムギャラリーの公開、イベントオリジナルグッズの販売やプランツバザール、参加型特製アトラクションなどが開催されるそうです
本社のネイチャーアクアリウムギャラリーの公開、イベントオリジナルグッズの販売やプランツバザール、参加型特製アトラクションなどが開催されるそうです
お車ならアクセスしやすいかと思いますのでお誘い合わせの上ご参加見当してみては如何でしょうか?
今週はお休みです
新着情報
今週はお休みです
コラム
水草、果てしない挑戦の数々
フロリダ便予約品に関してのメモ
Charmがフロリダ便を入れる、というだけでも大騒ぎなうえに、先行予約でとるというのはもう結構な事件であるといっていいでしょう。さらにあまり取り上げられることのない抽水植物がかなりリストに上がっているので、それらについて紹介していこうと思います。
Acrostichum danaeifolium
(サイトではスペルミスでAcrostichum “danaefolium”となっています。)中南米に広く分布するミミモチシダの仲間です。日本にも分布するミミモチシダとは葉の形がだいぶ異なっています。より分岐が少なく羽片の数が多く、立つ傾向が強いため、よりシダらしい見た目と言えるでしょう。生態はよく似ていて、おもにマングローブ林の下層や海岸沿いの湿地に生育します。もしかするとミミモチシダと同様に幼株は水中で生育することができるかもしれません。中南米ではA. danaeifoliumは淡水域や比較的乾燥した場所にも分布し、同地域のA. aureum(ミミモチシダ)が汽水湿地に優占するのに対してより広域な適応幅を示すとされます。ただし、塩水への適応ではミミモチシダに劣るようです。ミミモチシダでさえ流通が少ないので、増殖品の素性がわかるものが流通するというのは個人的には非常に気になっているものです。分布はミミモチシダよりやや南北に広いようなので、栽培条件に関しては…どうでしょう、耐寒性がありそうなレベルではないとは思うのですが。
“ヒツジグサ“ ”Nymphaea tetragona”
個人的に気になっているものです。だってフロリダでスイレン類の原種として育てられているヒツジグサですよ?ほかの品種群に血を引かせるためにもつかわれているのかもしれないです。いつ、どこのヒツジグサなのかも興味があります。初めてアジアから欧米に持ち出されたヒツジグサは確か、中国産だったはずですが…。ところでN. tetragonaは(前々からそう述べていた通り)エゾベニヒツジグサを指すことになりました。フロリダアクアティックナーセリーの写真を見る限り、これは(長らくN. tetragonaと混同されていた)ヒツジグサN. pygmaeaだと思います。
エレオカリス モンテビデンシス(Eleocharis montevidensis)
各社違うものを送ってくることで有名な“モンテビデンシス”。とくにフロリダのものは一味違うらしい…というものです。水中では巨大な株立ち状のヘアーグラス、というかスイッチが入って巨大化したサルバドールカールラッシュの化け物みたいなものになるようです。水中栽培可能ですし、水槽にも比較的導入しやすいサイズ感なので今回特に狙いどころだと思います。(何者なのか、という点を含めて)
個人的に気になった上記3つを上げてみました。
ほかにもSchoenoplectus americanus(サンカクイに似るが汽水性で小穂の柄がない)、Schoenoplectus californicus(フトイに似るが若干茎が三角形よりで葉がより退化傾向にある)、Eleocharis interstincta(FANのカタログにないぞ??クログワイに近い種なので、生育開始期に沈水形をもっているはず…が、どう引き出すか)、水生ハイビスカス(バナナワニ園などで植栽が稀にあるが、めったに見ることができない…)、私にも正体がいまいちよくわからないパピルスまわりの栽培品などなど、面白いものだらけです。
…が、くれぐれも逸出には気を付けて。フロリダを北限にしているものはともかく、フロリダ以北まで分布のあるものは日本の冬を越冬すると考えたほうが自然です。
フロリダ便の事前予約はこちらから↓(唐突な宣伝)
水草、水生植物マニアの皆様!お待たせしました!
— 【水草・水辺植物】チャーム公式 (@charm_plants) January 13, 2026
2、3年に一度のフロリダ便入荷が決まりました‼️
今回は普段は仕入れないような商品を中心に予約販売を行っています。
なかなか手に入らないマニアックな植物がたくさんありますのでぜひチェックをお願いします!https://t.co/K7ChxoR13I pic.twitter.com/gLL8QE8e5Z
著者プロフィール
| 4.04 |
水草blog「水草オタクの水草がたり.」連載
今まさに失われつつある水草のある景色を求め、日夜フィールドを彷徨い記録している
"いつまでもあると思っていた。
ようやく手が届く、そう思ったとき、もう何もなかった。
空虚と無念と後悔は、記憶と合して憧憬を生む。その先が過去なのか、未来なのかは、もはや朧げで。
ただ私を引き込んでいく。もっと知れと。
ここを翌年訪れた時、もう水草はなかった。しかしいまでも夢に出てくる。"
表紙
ルドウィジア ラクストリス(Ludwigia x lacustris)
L.ラクストリスはL.パルストリスとL.ブレビペスのナチュラルハイブリッドとされるルドウィジアである
両方の良いところどりな姿形に色味があり、ありそうでなかった草姿で非常に見応えのある水草である
まずまずの大きさがある水草なので60cm水槽以上の水槽に合うだろう
これからレイアウトなどで使用が増えても良さそうな水草だと思う
気になる方は販売元のAquagrassさんへ(唐突な宣伝2)
(green)
ポタモゲトン界のDiggy-MO'こと,エビモです.日本で一番見かける機会の多いポタモゲでしょう.川,湖,湧水,池,果てはドブにまで,本当にどこでも強かに生きています.学名の「crispus」は「縮れた」の意味なのですが,容姿にかなり個体差があります.のっぺりしたもの,やけにチリチリしたもの,妙に大きいものと,多種多様です.面白い形のエビモを探すのも面白いかと(語彙力).
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| 大型のエビモ |
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| ドブに生えるエビモ |
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| 榛名湖のエビモ |
また,個体によってはちまっとした花を付けるのですが,この「花を付ける個体」というのが非常に少ないのです.そこから結実に至るものとなるとさらに少なく,実生での更新が行われているのか怪しいレベル.その所為なのか,これだけ色々な場所に生えているのに国内では未だ雑種が報告されていません.あちこちにいてもいい筈なんですがね……あまり語られる機会は少ないですが,なかなかの奇草だと思います.
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| エビモの花 |
数が少ない訳でも,奇抜な見た目をしている訳でもないどこにでもいる草.そんな草ほど,よくよく観察してみると楽しい所がぽろぽろ出て来るんですよね.「知る」ということは堪らなく面白いことだなぁと改めて教えてくれる,そんな普通種が好きなのです.
著者プロフィール:Shoof
冬の寒さを殖芽になって耐える侍.休日はフィールドと布団を天秤に掛け,欲望に負ける怠惰な生活を送っている.春が待ち遠しい..
PostScript
”しばしのおやすみ”
Greenジャーナルは毎年2月は繁忙期のため今号から一月丸々お休みになります(月末もお休みです)
先日からタグの整理や目次の作成などに取り組んでいますが、お休み中はこの整理を活かして?各コラムご担当者ごとにコラムをまとめたページを作成していこうと思いますので更新をお楽しみにしていてください
読み返してみてもやはり面白いのでお楽しみに!並べて見ると見えていなかったものが見えてくる…かもしれません
(green)








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