潜む

金曜夜のお楽しみ、Greenジャーナルvol.48 2025年9月1号のお届けです！

Greenジャーナルは水草、熱帯植物、熱帯魚など僕が個人的に気になったモノやイベント、入荷情報などを整理して記録、告知する備忘録的なWeb連載です日々情報が溢れて残らない時代に、本連載を通じて記録を残す事を試みていますこの場が水草や生き物との出会いや楽しみ、学びが広がる一助になれば幸いです ※主にショップ様や企業のHP情報やツイートを中心に構成していく予定です個人のツイートでも特に”紹介したい！”と思ったものについてはお声がけさせて頂くかもしれませんので可能であればご協力お願いしますm(__)m また、弊blogでは常に表紙写真をご提供して頂ける方を募集しております！是非皆様の素敵なお写真で紙面を彩らせて頂ければと思っております掲載の体裁上、お借りするお写真は一部カットさせて頂くこともあるかと思いますのでその点のみご了承くださいよろしくお願いします

今週末はイベントが少ないようです

逆に来週はかなり多いのでうまいこと分散してくれませんかねぇ…なんて思ったり（ぜいたく

今週末注目のイベント

平田ナーセリー植物即売会「JUNGLE NERSERY」にURBAN JUNGLE参戦

九州の園芸店平田ナーセリーさんにサトイモ系の観葉植物の輸入、育種を手掛けるURBAN JUNGLEさんの即売会「JUNGLE NURSERY」が9月6日（小倉店）7日（小戸店）にて開催されます

アンスリウムや最近特に力を入れられているモンステラを始めとして様々な観葉植物が揃うようなので、見に行ってみたいですねぇ…

今週の気になる情報

月刊アクアライフ10月号発売

【もうすぐ発売】アクアライフ10月号が近日発売です。　特集「ポリプテルスGoGoGo」では、種や産地別のポリプテルスをたっぷり紹介。近ごろ注目のバルーンモーリーなど、小特集も充実です！9月11日発売予定（首都圏基準）#ポリプテルス #バルーンモーリー #アクアライフ pic.twitter.com/wvrPKZRaIq
— 月刊アクアライフ編集部 (@AQUALIFE_MPJ) September 1, 2025

今月のアクアライフは「ポリプテルスGOGO」ということでポリプテルスの大特集になるそうです。お好きな人にはたまらないやつですね！

更に最近タイで流行っていて日本でもじわじわ流行り始めているバルーンモーリーなどの紹介があるようです！ご興味のある方は是非！

月刊アクアライフ”好きな水草アンケート”9月7日まで

🍃好きな水草アンケート🍃
あなたの好きな水草はなんですか？
アンケートで教えてください！
※回答はアクアライフ特集内にて活用いたします

👉アンケートはこちらhttps://t.co/KZwNLA1XFh

期限：9/7（日）迄

たくさんの回答、お待ちしてます🤲
リポストもよろしく！#アクアライフ #水草
— 月刊アクアライフ編集部 (@AQUALIFE_MPJ) September 2, 2025

切羽詰まってるのは分かるけど急過ぎる（笑）

9月7日締め切りの好きな水草アンケートが始まっています。

おそらく困っていると思うのでお時間ある方は是非！

植物間の塩ストレス情報伝達を地上と地下で同時解明（京都大学、福島大学など）
【注目プレスリリース】植物間の塩ストレス情報伝達を地上と地下で同時解明 ― 受信者の遺伝的距離に応じて異なる伝達機能 ― / 京都大学,名城大学,福島大学 https://t.co/uYo4yrRB3I
— 日本の研究.comニュース (@rjp_news) September 3, 2025

植物同士が他の植物からの情報をどのように伝達しているかということを調べた研究です

群落の中で1つの株に塩でストレスを与えた時に情報伝播があるかを調べた結果、葉では周囲の株全てに情報伝達がある一方で、根では兄弟株間でのみ情報伝達があったそうです。うぅん興味深い…植物の不思議にまた一歩迫った気がしますね…

コラム

革命前夜

水槽の妖精たち

長年の夢であった熱帯魚の写真集”Los duendes en acuario”を先日販売し始めた。

Los duendes en acuario とは、スペイン語で、”水槽の妖精たち”という意味である。

スペイン語で妖精という意味を持つ単語は幾つかあるが、Duendeとは、小悪魔的な妖精という感じのニュアンスがある。

私は熱帯魚を飼育する事は、他のペット飼育とは少し違うと思っている。普通、ペットを飼うというとその個体を愛でる感じがあると思うが、魚の場合は、”水槽を飼う”という感覚がある。いわば環境を飼育するのである。

適切に”飼育”された環境の中におかれた魚は、自然環境の中にあるがごとく行動を見せてくれる。写真を撮るのならそういった姿を記録したいと思っている。

この写真集も魚の持つ魅力を伝えたいというのがテーマである。

私が熱帯魚の写真を撮り始めたころは、カメラは全てフィルムだった。現像してフィルム一本全部ダメだった事も少なくはなく一喜一憂したものだ。

私にとってはホルストリンケ氏の熱帯魚写真こそが目標だった。氏の写真が使用されたテトラ社のカレンダーを見ながら、めだか館Part1の筒井氏と騒いだ事が今でも懐かしく思い出される。

私の魚の写真はリンケ氏を目標にしてきたが、果たしてどれくらい近づく事ができたのだろうか？

１００％満足できる写真は今でも撮れていない。何時まで続ける事ができるか分からないけど、少しでも完璧に近づく事が今の目標である。

著者プロフィール

おさかな繁殖ラボ:及川義明

ベテランアクアリスト＆フォトグラファー

バルブスヤエの繁殖など数々の育成難魚のブリーディングを手掛け熱帯魚雑誌への寄稿もされているベテランアクアリスト兼写真家

中米、南米、スリランカ、パプアニューギニアと広く海外に在住した経験から現地の風土を知る数少ない日本人でもある

パプアニューギニアの蘭を捉えた写真集を自費出版、更に今まで撮りためた熱帯魚の写真集「Los duendes en aqario.」を自費出版予定（green）

1998年頃ショーベタのブリーダーを廃業、その後、愛と花の大使として世界各地を巡る。

コロナ禍をきっかけに海外生活を辞め日本国内で「おさかな繁殖ラボ」を創める。

追記：先日写真集を購入させていただきました

ホルストリンケの写真をお手本に目指したという氏の写真ですが、個人的にはリンケとは違う氏の生き物に対する視線、タイトル通り妖精に魅せられてその姿を追い求めているような、センスオブワンダーに満ちた仕上がりだなと感じました。

白眉は、氏がブリードを成功させたことでも知られるバルブスヤエの追星をとらえた写真で、この一枚だけで氏の熱帯魚育成に対する情熱や技術、写真家としての勘や腕前を証明するものになっていると思います

おそらくイベント参加の際などに販売されることもあるかと思いますが、自費出版本なので御本人にDMして買うのが一番確実に購入できると思います

ご興味のある方はXから是非尋ねてみて下さい。個人的にはデジタル写真集もほしいなぁなんて思ったりしました…いかがでしょうか？

（green）

表紙

アピストグラマプルクラリオブランコWF1

水草水槽用に…ととてもお安く販売されていたアピストの子どもたちを購入させて頂き、それなりに気を遣いながら育てた子です

プルクラは昔飼っていて結構好きなアピストなのですが、最近はあまり入荷を見ないような気もしますね…

まだ最高の状態ではないですが、十分その美しさの片鱗は見えている気がします

丁寧に飼いこんで仕上げてやりたいですね……なんて思っていたら急に水槽の中で真っ黄色のメスが居て、あっ…と思ったら仔魚を連れていました…

これこそアピスト飼育の醍醐味…かも？

週刊「自宅田園ビオトープを作ろう」

写真を撮り忘れたのでお休みです…_(:3｣∠)_

オススメTOOLS

ナルビーアクアステンレススクレーパー

実は以前もオススメにあげたんですが、最近使っていてやはり使いやすいしオススメできるなぁ…ということでもう一度掲載

メリットはこそげる面が広い点と刃が鋭い点、デメリットは…面が広い点と若干価格が高い点でしょうか？

こそげる面が広いので60cm水槽でも1面あたり1往復半もすれば大体綺麗になります。これは同時に弱点でもあり小回りがきかないというのはフィルターのパイプやCO2ディフューザーなどの小物をクリアするのには難儀しますね。ここはプロレイザー的なモノのほうが使いやすいと思います。（どちらにしてもシリコンに触れる角は苦手なのでメラミンスポンジを用意しておくと簡単に綺麗にできますよ）

価格が高い点は、そもそも窓掃除用スクレーパーの改良品を、刃も本体色も水槽専用の設計に改良しているのでその分お高いということでひとつ…こだわる人は窓掃除用の細身ボディと水槽用の刃を組み合わせて使っている人もいるそうです

ともあれ、急に水槽の写真が撮りたい！なんて時に一瞬でガラス面を綺麗にできるので、オススメです！

PostScript

エキノドルススパイダーネット

アニバーサリーイブ

実は次回で弊blog連載「Greenジャーナル」を始めて1年になります（先週まで忘れていた）

途中繁忙期のお休みを挟んだりしているので、一年の間休まずやっていたわけではないですが、それでも週刊というアホとしか思えない連載をここまで続けてこれたのは、ひとえに取材や紹介にご協力頂きましたショップや、コラム連載を快く引き受けて頂いた皆様、有形無形にお力添えを頂いた皆様のおかげだと思っています

来週は来週で「草わるんの準備でblogどころじゃないよー！！！」とか泣いていると思いますが、そろそろ気候も良くなってきましたしプレゼント企画なども考えておりますので、お楽しみにお待ち下さい（協賛などはございませんので過度な期待はしないでください笑）

（green）

Greenジャーナルvol.48 2025年9月1号

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金曜夜のお楽しみ、Greenジャーナルvol.48 2025年9月1号のお届けです！

今週末注目のイベント

平田ナーセリー植物即売会「JUNGLE NERSERY」にURBAN JUNGLE参戦