Greenジャーナルvol.26 2025年3月3号

2025年3月21日金曜日

Greenジャーナル エキノドルス ミクロソリウム 新着情報 水草 熱帯魚 熱帯植物

t f B! P L

 

チェッカーボードシクリッド

金曜夜のお楽しみ、Greenジャーナルvol.26 2025年3月3号のお届けです!

Greenジャーナルは水草、熱帯植物、熱帯魚など僕が個人的に気になったモノやイベント、入荷情報などを整理して記録、告知する備忘録的なWeb連載です


日々情報が溢れて残らない時代に、本連載を通じて記録を残す事を試みています

この場を通じて新たな出会いや楽しみ、学びが広がる一助になれれば幸いです


※主にショップや企業のHP情報やツイートを中心に構成していく予定です

個人のツイートでも特に”紹介したい!”と思ったものについてはお声がけさせて頂くかもしれませんので可能であればご協力お願いしますm(__)m

弊blogでは表紙写真をご提供して頂ける方を随時募集しております!

是非皆様の素敵なお写真でご助力を賜われればと考えております

掲載の体裁上、お借りするお写真は縦長にカットさせて頂くことになると思いますのでその点のみご了承ください

よろしくお願いします


今週末注目のイベント

PLANTSBASE(相模大野)2周年植物抽選販売!3月22日開催


熱帯植物に強いお店PLANTSBASEさんがオープン2周年を記念して3月22日(土)に記念セールを開催します。ご店主の仲間さんこだわりの植物だけでも注目ですが、珍しいブセやHeatWaveさんの植物なども販売されるそうで、熱いイベントになりそうです!
当日の販売は抽選制で、午前8時~9時50分の間に抽選、10時から販売開始だそうです!
お近くの方は是非!!

ADA LAB TOKYO PRE-STORE (東京駅大丸)ADA LAB TALK:タナカカツキ3月22日開催


漫画家、レイアウターとして活躍するタナカカツキ氏の講演会が大丸東京店8階 イノダコーヒー横特設会場で3月22日(土)の13時~14時に開催されるそうです
今回のテーマは「水草水槽の魅力」ということで、IAPLCでも毎年上位に食い込むレイアウターの視点に振れる貴重な機会になりそうですね!


GREEN LIFE MARKET 福岡蘭展2025(福岡市植物園)3月23日~27日開催


毎年恒例の福岡蘭展2025が今年も福岡市植物園にて3月23日(日)~27日(木)まで開催されます
今回のテーマは「MYSTICBLOOM」ということで、国内外からナーセリーが集まり選りすぐりの苗の展示販売や、様々な花や植物を用いた「神秘的な花の世界」を創り上げるそうです
海外ブースはMundifloraやJoe&Mam orchids、国内での注目はPP便でおなじみの仙人スパイスさんでしょうか?採って出しの貴重な植物を入手する機会になりそうです!

第9回カンアオイ展(京都宇治植物園)3月22日、23日に開催

毎年開催されている古典園芸植物カンアオイの展覧会が京都宇治市植物園で3月22日(土)、23日(日)に開催されます
カンアオイに特にフォーカスした大規模な展覧会はおそらく全国でもここだけかと思います
他にも細辛の展示なども行われるそうで、我が国が誇る希少サトイモを色々見てみたいですね!
カンアオイの販売で有名な南九州植物園さんがギャラリートークなども開催されるそうなので、ご興味のある方は是非!

今週の気になる情報

翠緑展(上野グリーンクラブ)特別盆栽教室参加者募集開始


毎年恒例、上野グリーンクラブの翠緑展での盆栽教室が4月11日~13日に開催されます。参加には予約が必要でその受付けが開始しています
参加費は教材費、翠緑展の入場料込みで税込3,300!盆栽の基本的な管理方法や植え付け方などを実例を交えながら2時間の講習となります
興味はあるけどどこから手を出せばいいのか分からない方のはじめの一歩に!

ebinaさんの南西諸島のヌマエビ図鑑公開


エビ好き大学生ebinaさんがヌマエビの多様な魅力を発信するために南西諸島(+小笠原)で見られるヌマエビを生息環境ごとに紹介したblogが公開されました
おなじみヤマトヌマエビやトゲナシヌマエビ、国産ピノキオシュリンプや国産ロックシュリンプなど面白い特徴を持ったエビちゃんが美麗な写真で沢山載っています…多彩なエビの魅力を感じられる素晴らしいページだと思います!

新着情報

Phymatarum cf. borneense [ PP-250206-1 ] &whitemoon


昨年末に当連載でコラムをご担当頂いているWhitemoonさんがカプアス水系で見かけた謎のおイモが日本に入ってくるそうです!
冒頭で紹介しています福岡蘭展でPP便senninさんが数株販売されるということで、実物見てみたいですねぇ

コラム


魅惑のミクロソリウム

今週はコラムはお休みです…が、唐突に我が家のミクロソリウムコレクションを公開してみようと思います(主に自分の備忘録として)
僕は趣味で主に十字系のミクロソリウムを集めておりまして、以前は水中で育てていたのですが注意していても混ざって分からなくなる事があり、現在は主に水上管理に切り替えています
まだ十分に成長していない株もございますが、カタログ的に見て頂ければ幸いです


十字系


カピットウェスト サラワク

中型種細めの葉で分岐が多くボリュームが出ます。十字系屈指の美種と言われるのもなんとなく納得できますね

バリスモール十字

中型種でやや葉幅があります。分岐は少なめですが葉先が枝垂れるので自然な雰囲気があります

sp.Saripoi【LA0515-02】

LA便の有名なミクロですね。中型種で極細葉で分岐が多く、葉が立ち上がる傾向が強いです。なんとなく端正な印象があります

sp.Sokan

中小型でスッキリした印象です。小さくてバランスが良いと思います

sp.Temyuk(水の国)

中小型種で細葉、分岐は少なめでまさにトライデントな感じです。まだまだポテンシャルを秘めている感じがあります

sp."Lance of Longinus"from Kapuas【AZ0311】

中大型種で不規則な分岐が特徴的で面白いですね。まだ育て始めたばかりなので今後が楽しみです

sp. "Malinau"(TB)

中大型種で長めの細葉、バランスが取れていてカッコイイ葉だと思います



sp."Serawai"(TB)

中型種で長めの細葉、分岐が広めで独特な姿です

sp."Long apari"[TB2412] 

TBさん採って出しの現地ミクロです。中小型種で分岐が広めで立ち上がりやすい傾向ですかね


sp."アリゲーターテール"

腹筋系でギザギザしつつ小さく分岐があります。成長早めです

細葉系


タイナロー

波立つ15cm程度の細長い葉を展開します。ナロー系の中だと圧倒的に成長が早いですね


水草苑スモールリーフ

charmで販売されていたその昔の有名水草ショップ”水草苑”で販売されていた株に由来するというスモールリーフです。腹筋系でspフィリピンに似た印象ですが若干野趣があります

sp.メデューサ

AZ便のKapuas産ミクロソリウムのいくつかあった形質のうちの一つらしいです
Microsorium sp Kapuas-narrow from Kapuas-2【AZ0311-2】かな?
鎌首を立てるように立って葉先が曲がるからメデューサと名付けたのでしょうか?

sp.ショートドラゴンテール

アリゲーターテールに似てますが腹筋系ではなく、葉が薄く枝垂れるのでなかなか趣があると思います。しかしこれはミクロソリウムなんだろうか…?

sp.フィリピンミニ

東南便のフィリピンを小さくしたやつ。成長はゆっくりで腹筋系で5cm程度の葉

sp.ミナスジェライスパラカツ

南米産のミクロソリウムとして大昔はとんでもない値段で取引されていたミクロ
これといって特徴のないややナローな葉を付けます。本当に南米産かは謎です。ロマン枠

変わり葉


sp.フェニックステール


いわゆるトロピカ系のギザギザした葉がカッコイイミクロ…なのですが調子がいまいちでトリミングしたばかり…しょっぱい写真で申し訳ない


ウィンドナローK

細葉で獅子葉の日本で作出(選抜?)されたミクロソリウム。Kは作出者の名字からとったものと聞いています(作出の過程を聞いてみたい…どなたかご存知ないですか)
たなびくような自然さと獅子葉の不自然さを併せ持つ面白いミクロで、扱い次第で輝く場所があるんじゃないかなと思っています…が、かなり大きくなるので60cm水槽だと持て余す印象

AT33

誰に聞いても由来が分からない謎のフォークリーフ系ミクロソリウム
一体どこから来たのか…詳細ご存じの方是非教えて下さい


…ということで我が家のミクロソリウムコレクションでした
十字系はみんな同じじゃないですか?!となりそうですが、肉眼で見比べると結構違いがあって楽しいものです
ご覧の通り実はファームモノがあまりいないのですが、そこに手を出したらとんでもないことになりそうで二の足を踏んでいます
…でも大昔に来ていたアクアフルールの小さいトライデントは欲しいかもなぁ…

(green)

表紙



チェッカーボードシクリッド(Dicrossus filamentosus )

細身の体に四角いチェック模様が並ぶ小型シクリッド。写真は仔魚でまだ色が乗っていないが、成長に伴いチェックの間に赤と青の小点が並び、非常に美しい体色を見せてくれる
また、フィラメントーサスの名の通り雄の尾鰭は体長の半分程度のライアーテールに伸長し、そこに虹が乗る。非常に印象強い美しい魚になる
仔魚は仔魚で独特な存在感があって可愛らしいが、飼い込む楽しみがある魅力的な魚である

飼育は南米ドワーフシクリッドの一般的な飼育環境であれば特別難しいことはないが、やや生き餌を好む傾向があるのでブラインシュリンプなりミジンコなりを与えると喜ぶと思う

…が、その場合水の汚れや底床の汚れ、エロモナスへの注意を怠らないようにしたい

一度でも成魚を飼った事がある人ならば、この魚のことを忘れることはないだろう


ボルネオの植物

Matang,Sarawak


PostScript

Cryptocoryne cordata Riau sumatera【LA1016-00】



来週はいよいよエキノドルス特集です!

まだまだ原稿募集しております!よろしくお願いします!


やりきれるのか?乞うご期待…_(:3」∠)_

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